今日はマトゥタ・フォルトゥーナ祭。
ヴェスタ祭の記事書き足しました。
マトゥタはマヅダ(松田)とも言われたり?
曙の女神エーオース(エオス。アウロラ。オーロラ)の祭り。
オーロラ姫はオーロラ・ボレアリス(北極光)から来ているのだけどね。
エーオースは軍神アレス(火星)と交わった為にアフロディーテ(金星)の怒りを買い、その罰として、
オリオン(白虎)、ケファロス、トロイ王子ティトノス(蝉)、クレイトスなど多くの人界の若者と恋に落ちた。(火星が曙の位置に来たのを怒り、オリオン座が曙の位置に来たりしたのを、多恋と見たのだろう。明け方になると蝉が鳴き出す事も。)
夫アストライオスとの間には、
風の神のゼフィロス(西風)、ノトス(南風)、ボレアス(北風)、
明けの明星(金星)などの子をもうけている。
つまりルキフェル(ルシファー)の母。
詩人達は、
薔薇色の指を持つ女神
サフランの衣をまとった女神
と彼女を賛美した。
しかし何故 東風(エウロス)が子供に含まれていないのか…?
ある資料では四兄弟として東西南北風(アネモイ)と書いてあるけど、
別の説では、
風の支配者のアイオロスが東風も含むというもの。
エウロスとはアイオロスの事だと言うのだ。
でもアイオロスはポセイドンの子または別じんかもだけどヒッポテースの子とされる。
アイオロスは長い白髪で白髭で赤ら顔だという。
エオルス音の語源らしいので、エウロスであってもおかしくはない。
アイオロスがポセイドンやヒッポテースの子なら、アストライオスとエーオースの子とは異なるのかも。
エウロス(東風)のエウロは、
エウロパ(ヨーロッパ)のエウロと同じ意味で、
東の方角を表していたのかも。
つまり西洋とか西欧とか、西方教会が西なので
西 と読んでいるけど、
ヨーロッパ(「広い目」「広目」という意味)の名前は 東
だったという事。
暁(曙)は東側だ。
明けの明星も東側。
金星探査機に「あかつき」と名付けたひとがいるみたいだけど、
あかつき(暁。あけぼの。曙)の上記神話を知らないのだろうか?
アフロディーテ(金星)の怒りを買って、あっちへふらふらこっちへふらふらの呪いを受けたのが、
あかつきの女神なのだ。
ダビデ王の歌には
「暁の雌鹿」
という名曲があるらしいが、
歌詞は詩篇に書かれているが、
歌の曲はわからない。
詩篇22:2
エロイ(エリ)エロイ(エリ)ラマ(レマ)サバクタニ?
わが神よわが神よどうしてお見捨てになられたのですか?
という歌詞ではじまる。
キリストが磔刑の途中、この歌を大声で叫んだ事が新約聖書に書かれている。
マタイによる福音書27:46と
マルコによる福音書15:34
だけだったかと思う。
それを聞いてまわりの者は、
「あれはエリヤ(水星)を呼んでいるのだ。」
と言ったらしい。
なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず
という歌詞が続くのだけど、
キリストはそれまで歌って気付いたのかも。
この「救おうとせず」の「救い」という単語が、
「ヨシュアー(ギリシア語でイエス)」というご自分の名前である事に。
イスラエルの律法に苦しむイスラエルのひとびとの為に遣わされた救いそのものが、
イスラエルのひとびとによって殺されようとしている現実にまた気付いたのかも。
イエスの、
イスラエルの律法のゆるしは、
レビびとのモーセによるレビびと優遇の為の律法を根底から覆すものであり、
イスラエルの祭司達(レビびと達)にとって、
死活問題。
イエスの両脇にモーセ(木星)とエリヤ(水星)が横に並んで立つという話があるけど、
モーセにとってみればイエスはレビびとを脅かす困った預言者だ。
聖母マリアもレビびとの家系らしい?なら、
しかしルカによる福音書によれば、
エリサベトの夫が祭司なだけで、エリサベトと聖母マリアが祭司の家系だとは書いてない。ユダの町だと書いてあるし。
聖母マリアも大工の聖ヨセフも、ユダの子孫だろう。
しかしレビびとの血をひくかどうかについては、
洗礼者ヨハネ(金星)はレビびとの子孫だろうけど、
イエス・キリストがレビびとの子孫かどうかは、この部分ではわからないのではないだろうか?