fatimariaの日記

誰からもコメント無いのでコメント停止しました。連絡はメールで。

かあさんが救急車で運ばれた。

かあさんが外出先で倒れて救急車で運ばれたので病院に行ってきた。
よーこちゃんが横の部屋で寝ていたので戯れようかなーと思っていたときに電話がかかってきて、
携帯から?誰だろう?と思ってとったら救急車の音がうしろでずっとしている。
救急隊員「~(かあさんの名)さんが~で倒れまして、ご家族の方ですか?」
私「はい。息子ですけど。」
最初振り込め詐欺じゃないかどうか警戒していた。
 
救急隊員「今意識ははっきりしとるけど子宮を切除したという事で、その~病院の方に救急車で搬送しておりますので、そちらの方に来て下さい。」
特に怪しいセリフは無かったので、
 
私「胃を全摘出してるのでね、」
救急隊員「いやだから子宮を…」
私「いや子宮もそうですけど、胃です。」
救急隊員「い?」
私「胃です胃。胃癌で胃を全摘出してるのでダウン症だと思います。」
救急隊員「…とにかく~病院の方に来て下さい。」
私「わかりました。」
(あとで知ったが、ダウン症ではなく、ダンピング症状の事だったらしい。)
 
それからパンツを穿き、戸締りして猫穴だけ出入りできるようにして、猫に挨拶して出て行った。
運転する車の中でかあさんが死んだときの事を考えていた。
車を病院の駐車場に停めた私「(惜しいひとを亡くした…。)」
(私「勝手に殺すなよ。」)
 
行ってみると救急治療室には入れなかった。
ピンポーンを押すと看護士さんが出てきた。なにやら険しい顔をしている。私の容姿に警戒しているのだろうか?
ひげが頬毛まで生えてて、全身黒ずくめでオールバックだったからね。
私の名前とかあさんの名前とその息子である事を言うと、
警戒していた看護士さん「ここで暫くお待ちください。」急に優しくなってソファーを示した。
救急治療室の外のソファーで暫く待っていたが、ちょっと長いなと思い、
私「(早く来る必要無かったんじゃない?)」と思っていた。
そこで出てきた看護士さんに、私「~の様態はどうなっているでしょうか?私 息子の~と言います。」
看護士さん「~さん?ちょっと待っとってよ。」
 
看護士さん「今検査の結果が出てないけんな、もうちょっと待ってもらわなあかんかもしれん。」
私「様態は…意識はあるんでしょうか?」
看護士さん「意識ははっきりしとる。」
私「じゃあ私はコンビニ行っててもいいでしょうか?」
看護士さん「いいですよ。」
 
私は病院内のファミリーマートに行った。かあさんが入院中よく行ったのだ。
初音ミクのポスターが貼られていた。
私「おー、病院内でもキャンペーンやってるのか。」
 
「はちゅねのほっぺたみたいなパンケーキ」と
「ネギみたいなパン」(私「ネギに見えねぇよ。クオリティー低くね?」)と
「はちゅねのチキンバーガー やきとり」と
初音ミク関係のグッズが当たるクジ800円
 
があったので、
はちゅねのチキンバーガーとネギみたいなパンと麦茶を買った。
 
待合ソファーで ネギみたいなパンを食べようと、全部袋から出して、口を開けた。
看護士さん「~さん、どうぞ入ってください。」
私は急いでコンビニのビニール袋に入れ、かあさんのところに行った。
かあさんはベッドに寝そべっていて、点滴を受けていた。
私「しんどかったん?」
かあさんはうなずいて、あった事を話した。
息が苦しくなって手も脚も足先まで真っ赤になって汗が出てきて、めまいがして、下痢の水を流して後始末してから、トイレから出て、ちょうど隣から出てきたひとに頼んで店員さんを呼んでもらい、救急車を呼んでもらって、トイレの洗面所で倒れてたらしい。それから救急車で運ばれて、救急車内の携帯からうちに電話がかかってきたのだ。
 
暫く私はかあさんと話していたが、
ネギみたいなパン を開けたままにしてあったので、
私「救急治療室でパン食べていいのかな?」
かあさん「こんなときぐらいは我慢するもんや!」
私「いや、袋開けちゃったし、ここは衛生的にもさ…あ、看護士さん。ここで食事って していいんでしょうか?」
優しそうな看護士さん「ここではちょっと。外のソファーでお願いします。水ぐらいやったらええんやけどね。」
私「ほな行ってくるわ。」
かあさん「おい。」
 
ソファーでネギみたいなパンを食べようとした。下に落とした。私は食べたかったので落とした部分を切り取って残りを食べた。
私「(キリストも、落としたパンくずを集めてみんなに食べさせたしね。平気平気。五秒ルール。)」
ネギみたいな白い部分は普通の生クリームパン、
ネギみたいな緑の部分はメロンパンにクリームが入ってる感じだった。緑の部分はあんまり美味しくなかった。
パッケージの絵はかわいかった。
 
はちゅねのチキンバーガー やきとり は、袋から出して電子レンジで温めた方が美味しいと思った。
それなりに美味しかった。でもネギをよく落とす構造になっているのはなんとかしてほしい。
麦茶でさっぱりしてから救急治療室に戻る。
 
私「昼ごはん食べてなかったから。」
かあさんはうなずいた。なんとか納得したようだ。
 
血液、脳、CTともに異常は無いらしい。理由がわからないので、自律神経がバランスを崩したのだという事になるという。
甲状腺も腫れも無く異常は無いらしい。
外科女医の方も学生の頃たまになっていたという。
赤くなるのは閉経しているけど更年期障害に似ているという。
もし今度なったとしても、死なないので、気持ちを落ち着かせる事が大事だという。
ただし心臓や頭に痛みをともなう場合は、きちんと見逃さずに救急車を呼んでほしいとの事。
パーキンソン病は精神病ではないらしい。原因がはっきりしているので。パーキンソン病でもない。
私はパニック障害と言い間違えた。パニック障害かどうかは名称を忘れていたので聞けなかった。
でもかあさんが聞いた内容にそれらしい かあさん「恐怖感は無かったです。」というのがあったので、多分異なるのだろう。
 
暫く私と話していたが、
かあさんは点滴がまだ半分くらい残っていたが、
かあさん「帰ろか。家で寝てても一緒やし。」
 
医師「帰りますか?頭起こしてもクラッとしませんか?」
優しい看護士さん「ほな(点滴)外しますね。この貼ってあるのがはがすときちょっと痛いんやけど。」
 
看護士さん「先に会計をお願いします。」
かあさん「なんぼぐらいいるんやろ?2万あったらいけますか?」
看護士さん「CTやっとるけんちょっといるけど…。」
医師「それぐらいです。」
かあさん「足りんかったらまた来て。」
私「はいはい。」
 
会計は保険証があったので1万数千円だった。
 
私の車で帰る かあさんと私。
 
かあさん「車~に置きっぱなしや…。」
私「~って駐車場タダやろ?」
かあさん「まあええわ。とうさん帰ってきてからでもええし。」
 
帰ったら家の中は蒸し風呂みたいになっていた。サウナだ。
かあさんは食欲がないのでそのままシャワー浴びて寝た。
今日も岡村さんが見られなかった…。
今からニュースウォッチ9を見よう。
 
 
起きてから調べて、自律神経の安定にいいのは「乳酸菌」だという事がわかった。
かあさんは血圧が80と低かった。
ので、
「血液からの栄養が来てないぞ!送れ!」と脳が命令して心臓がバクバクなって真っ赤になったのだろう。
血流の悪さでなったのだろう。
かあさんは胃を全摘出してあまり食べられない上に、下痢をしている。一時的栄養失調だろうと思った。
血液の栄養は血液検査では問題なかったと医師は言っていた。たんぱく質が少し低いが倒れるほどではない と。
血液を正常に送るシステムを司るのが自律神経なので、
乳酸菌で腸内善玉菌を多くして、きれいな血を作ってやれば、自律神経の働きはマシになるだろうという結論に至った。