しきみ(しきび)
四季(色)を見る、四季(色)の美の動詞形
しきぶ
で、
式部(式部)
なのだろう。
しきびは櫁とも、木へんに仏とも書き、
仏教の植物とされる。
紫は染色の染料がなかなか手に入らない色で、高貴な色とされる。
なので日本では仏に仕える者の衣服の色として使われた。
紫式部という名前からは、仏教色が滲み出ているのだ。
四季(色)の美の動詞形である事から、
四季の女神としての属性もある。
日本じんは四季を愛でるのが大好きなのだ。
紫式部という植物は、のちの世代のひとが名付けたのだろう。