fatimariaの日記

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かあさんの三回忌。

一生に一度しかないかあさんの三回忌。

かあさんの三回忌の為に
とうさんと介護タクシーに乗って奈良県に帰ってきた。

私がとうさんを乗せて帰るはずだったんだけど、
徳島のお弟子さんと奈良の伯母さんが絶対介護タクシーに乗ってくれと言うけど、
戸籍上の兄と相談したところ、
三回忌行き帰りだけで10万かかるのはちょっとという事で介護タクシーは止める手はずになってたんだけど、
伯母さんが、うちがお金を払うから介護タクシーに乗って来てくれと有無を言わさず手配してしまって、
介護タクシーのひとも別のホテルに泊まってもらう事になり、
同じ介護タクシーで帰る事になった。

戸籍上の兄が電話で、
兄貴「子供用の食べ物を切るハサミが売ってるんだよ。プラスチック製の。それ(とうさん用に)買ってきて。あと除菌のウェットティッシュと。飲み物にトロみをつけるやつ貰っといて。」
私「スティックタイプのやつね。」

結局介護タクシーに乗って快適?に旅行。
大型ワゴンタイプで、
トランクから車椅子ごと乗るタイプ。
私は横から乗った。

タクシー内でとうさんに
パンプキンクリームポタージュを温めたのを飲んでもらったが、
とうさんはあまり飲まなかった。
私は暑くて、温めてないのを飲んだ。

淡路島の北の方のハイウェイオアシスの反対側でトイレ休憩。
玉ねぎ豚まんというのを食べてみたが、
豚より玉ねぎが少し多いというぐらいで、
食べ応えは無かった。

モンスターボールPlusが活躍するかと思っていたけど、やはり淡路島の高速道路では活躍しなかった。

奈良のホテルに着いた。
大和八木駅近くの、
カンデオホテルズ奈良橿原
橿原市の市庁舎とひと続きになっているホテルで、まだ新しいのか、滅茶滅茶綺麗。
ロビーが9階にあり、
1階と9階の他は、カードキーがないと行けない。
お風呂はユニットバスだが10階に大浴場もあり、
次の日の10時か11時くらいまでいつでも入れるらしい。

戸籍上の兄もそのホテルに泊まる事を着いて手続きしてるときに受付のひとに聞いた。

とうさんを9階に残して
チェックインして7階に荷物を置いて、
9階に戻ってみると、とうさんはとうさんのお弟子さん達に囲まれていた。
私も次々にお弟子さん達に挨拶されて御布施とお見舞いとお菓子と義理チョコを貰い、
とりあえず
お弟子さん達は帰ったので
荷物を運んでくれるお弟子さんひとりととうさんと私と部屋に行き、
お菓子を置いてとうさんだけおいて9階に戻った。

戸籍上の兄が来ていて手で挨拶だけした。

私は晩御飯の準備をしょうと、9階ロビー横のレストランにとうさんをおいて、
伯母さんと私で駅ビルに食料の買い出しに行った。
とうさんは肉が食べたいかもと思い、
ローストビーフと焼き鳥とサラダを買って、
私は肉弁当とアボカドのサラダを買った。


ロビーに帰るととうさんが居ない。
受付のひとに聞くと、「カメラをチェックしてみます。」
受付のひと「7階に居られるみたいです。」
私「カード無いと7階行けないはずやのになんで?」
受付のひと「他のお客様と一緒に降りられますと、行く事が出来ますので。」
私「まあいいわ行こう!」
とうさんは7階で、車椅子で床に足つけて足だけでちょこちょこ進んで7階まで来たようだ。
私「とうさん、部屋にはカードキーが無いと入れないんやで。」
とうさん「ほんまか。」
ホテルのカードキーくらい何度も使った事のあるとうさんだが、
今はよくわかってないのかも。

とうさんに食べてもらっていた。
焼き鳥のネギまを串から食べた。
食前の薬を忘れていて、飲んでもらうと、
突然むせはじめた。
薬を吐き出した。ローストビーフも吐き出した。
私「ローストビーフを噛みきれんかったんか…。ローストビーフにせんかったらよかった。」
プラスチック製のハサミをとってくる時間が無かったので、買った意味が無かった。
ローストビーフより練り物のハムとかの方がいいのかも。
でもとうさんはハンバーグとか好きじゃないらしいので、練り物好きじゃないのかなと思っていて、どうしたらよかったのか。
そのとき従姉がやってきて、
従姉「たこ焼き買うてきたで。できたて。」

たこ焼きを開けてみると、
できたてなのはいいけど、烏賊にみえる。
私「~ちゃんこれ…烏賊?」
従姉「タコやでこれ。たこ焼き。」
私「そうなん?まあええわ。」
できたてなので熱いけど、トロけるような小麦粉…「って、よう焼けてないんちゃう?」
従姉&伯母さん「できたてやからこんなもんやて。」
私「そうなん?まあええけど。」
23年ぶりのたこ焼きのはずが烏賊焼きかも知れず、微妙な久しぶり。

とりあえず食事も終わり、
明日は8:50にホテルを出発と聞いて、
朝食は6:30からなのを確認して、
私「ギリギリかな?」
部屋に帰り、お風呂を考えたが、とうさんを連れて大浴場に行けないし、
大浴場は諦めた。
暫くしてとうさんが湯船に湯入れてくれと言うので、
私「お風呂入るの?どーしよう?」
要介護者をお風呂に入れるのははじめてだ。
とりあえず湯をはり、とうさんを連れてユニットバスに行って下ろすと、
オムツの中がゲーリー・ウ○○ビッチ選手になっており、
オムツを脱がし、
トイレットペーパーでとうさんを拭いてトイレにペーパーを流し、
オムツをビニール袋に入れた。そのとき汚物を何滴かホテルの床に落としてしまった。あとで除菌ウェットティッシュで拭いておいた。
ホテルさんすみませんでした。

先にお尻を洗い、湯船に浸かってもらった。
湯船に浸かったらトイレに行きたい、
トイレから出たらお尻が気持ち悪いのかお風呂に入りたい、
と、
何度も支えながらトイレと湯船を行ったり来たり。
ユニットバスでよかった。
その後もオムツをはかせたあと、
明日の服を着てもらい(スーツは諦めた)
とうさんは眠ったが、
私も少し眠っていると、
とうさんが歩いていた。
私「どしたんどしたん!?」
とうさん「いや、トイレ行きたいねん。」
私「トイレはこっちとちゃうで!」
また下ろして、便座に座らせ、拭いてまたはかせて、
とうさんが眠っている間も、私はポケモンgo をしつつ、とうさんが起きるのに備えた。
高齢者の介護のたいへんさの片鱗を体験した。
私「これは俺(とうさんの介護)できへんかも…。」
トイレに行く回数が多過ぎる。

お腹が痛いという事で、
ズボン下を履いてなかったので冷えたのか、
パンプキンクリームポタージュがあたったのか、
とうさんはその後もずっとお腹が痛い状態だった。
よかれと思ってした事がだいたい裏目裏目に出てしまった。

正露丸糖衣錠を売ってないか
深夜に近くのコンビニ巡りをしたが、
コンビニに正露丸は売ってなかった。

翌朝、大浴場に行こうか行くまいか考えたが、6:30になったので、朝食終わって時間があったら行こうと思い、
とうさん寝てるから先食べておこう、そのときどれをたべさせるか考えよう
と思い、先に朝食バイキングをたらふく食べた。
これは好物や というのは特に無かったが、カレーもあり、お茶漬けもあり、お粥もあり、パンもあり、とりあえず一通り試食してみて、
ソーセージを家で食べると一袋500円とかするのでたくさん食べておいた。

とうさんには
お粥と、卵焼きと、きのこの蒸し焼き、ぐらいがいいかなと、
とうさんを連れてきてとうさんの前に出すと、とうさんはムッとした。
私「卵焼き美味しいよ。すごく優しい味。」
とうさんは不機嫌ながらもとりあえずキノコと卵焼きと、お粥を味わって食べて、
せっかくバイキングなので、とうさんにとうさんの食べたいものを選んでもらった。
菊菜のサラダとハムと、色々食べると言うので盛って、食べさせていると、もう8:30だった。
介護にはこんなに時間がかかるのかと驚いた。
伯母さんが来たので伯母さんに、とうさんに食べさせるのをかわってもらって、
私は荷物を介護タクシーに運んだ。
忘れ物はないか確認して、
山積みのゴミ箱のゴミを見て、
私「これええんかな…。」とも思いつつ部屋をあとにした。

ハムは食べられなかったみたいだけど、
とうさんを介護タクシーに連れて行ってもらって、チェックアウトした。
介護タクシーの運転手の指定した時間を20分ぐらいオーバーした。

二上山當麻寺に向かった。
通勤時間なので混む。
しかし運転手さんは熟練で、
予定時間に着いた。

車椅子で降りられるトコまで奥に行くには運転手さんでないと行けなかっただろう。
私では無理。

ところがとうさんは お腹が痛い と、体調が悪く、
お経の間は別の部屋で休む事になった。

お布施を渡し、
椅子にみんな座ったが、
ご住職が、とうさんに誰かついていた方がいいと言う事で、従姉のあーちゃんが行った。
読経がはじまった。
途中であーちゃんが伯母さん(とうさんの姉)に代わった。
お経を見てみたが、どこを読んでいるかわからなかったので、見ているだけで御焼香の時間になった。
広間のみんな御焼香終わったけど、

御焼香の箱だけを伯父さんが気を利かせて別の部屋のとうさんの所まで持って行き、
とうさんも御焼香を済ませたようだ。
それが無かったら何の為に要介護者を連れて来たのかわからなかったところだ。

奈良の當麻寺は浄土宗なので、
仏説阿弥陀経を読んでいたようだ。

そのご別の部屋で食事。
精進料理ではなかった。海産物が多い。
大乗仏教なのかな?我々は精進料理に拘る必要も無いけど。
海が無いので、奈良の御馳走は海産物なのだろう。
柿の葉寿司も近くで売ってるし。
私は徳島で育ったので、海産物に高級感は感じてないのだが。

戸籍上の兄の娘の姪も来ていた。
戸籍上の義姉「叔父さんだよ。」
私「あんこだよ。あ~~ん~~こ。」
まだ誰かわかってないようだ。しかし以前の様に警戒はしていなかった。
そろそろ親戚の顔を覚えているのかも。

戸籍上の兄「とろみのやつ持って来てんの?」
私「とろみのやつ…車の中や…ごめん。」
戸籍上の兄「…。」

とうさんはほとんどメロンだけバクバク食っていた。
お腹空いてたんやね。お腹壊してるから。

さて、食事も終わったし…
しかし伯父さんと戸籍上の兄がおしさんと話し込んでいるようだった。
多分、とうさんが要介護者である問題や、戸籍上の兄が関東に住んでいる問題や、もうひとりの息子の私がキリスト教徒という問題や、墓の問題や、位牌の問題や、様々な問題を話し合っていたのだろう。

私が出て行くとまたややこしくなるので任せておいた。
私はキリスト教徒だから、とうさんや かあさんや 戸籍上の兄と同じ墓には入らないから。

その間、伯母さんとの話で、お布施とお見舞いの違いについて説明を受け、
お布施は戸籍上の兄がお返しを送る事になり、
お見舞いは私が持って帰った。とうさんと私を養う費用だ。

話も済んだみたいで、
持って帰るお土産を整理。
とうさんを車椅子に乗せ、介護タクシーに乗せ、
帰る。
當麻寺駅で伯母さんと別れ、

運転手さんと3名のドライブ。
私は自転車遍路の話をすると、運転手さんは遍路について結構詳しく、暫く話した。
職業柄、お客さんを遍路に連れて行く事もあるらしい。

とうさんは帰りに5回ぐらい高速道路のそれぞれのパーキングエリアのトイレに行った。
地道のコンビニ、京橋、淡路島、徳島のドラッグストア等。
機械が介護タクシーの乗り降り自動でしてくれるので、そんなに苦ではないのだろうけど、運転手さんは少し疲れていたようだ。

ドラッグストアで正露丸糖衣錠を買い、飲んでもらって施設に帰った。
介護タクシーをすすめたお弟子さんが待っていたが、我々の時間が遅れたのか笑顔が無かった。

とうさんをあずけて、
荷物を私の車に載せ、
家に帰って、一旦寝て、
それから夜な夜なお見舞いの記帳とポケモンで一日。
次の日は訪問看護とEXレイドとポケモンととうさんの介護で一日。
とうさんの腹痛は治っているらしい。

今日はソフトバンクのイベント中。

明日はパールルイベント。
サクラビスハンテールを♂♀に出来るかどうかが問題。
明日も頑張るぞー。