今日はかあさんの手術だ。
2年半で3回も切腹。
抜刀医と話をしてきた。(私「執刀医じゃないか?」)執刀医と話をしてきた。
とうさんはメモを書いていたが、
かあさん「とうさんそれ、執刃医になってるで。」
急いでホワイトで消すとうさん。
かあさん「それ私の修正液じゃないんですか?」
とうさん「違うよぉー。私が買ったやつや。」
かあさん「よく間違えるから?」
とうさん「うん…。」
腸閉塞というよりは、「大腸狭搾」という病名らしい。原因はまだわかっていないので、腹を切る。十文字に斬るらしい。
4種類くらい可能性があって、
「胃を切ったときに小腸が癒着して圧迫している可能性」だ。しかし小腸が癒着しているならもっと嘔吐があるという。
腫れている表面がツルツルしているので、「大腸癌である可能性」は低いという。大腸癌であれば悪い所を切って、また繋ぐらしい。
「良性の腫瘍の可能性」なら大腸バイパスをするという。
もうひとつの可能性は、
「幼児性だった胃癌が大腸に飛び散っていて、腫れているという可能性」だ。ただいろんな検査でも腫瘍マーカーが出ていないので
やっぱり 原因は切ってみないとわからない という事だった。
これも大腸バイパスで抗癌剤で治療するらしい。
山中教授がノーベル賞受賞
さーわー子 さーわー子 さーわー子
さわちゃん。
やはり幼児性の癌だった。
腫瘍マーカーは大きくなってかららしい。
小さい幼児性の前の胃癌と同じタイプの癌がいくつか発見されたが、大腸をバイパスして、小腸と食道との部分を傷つけない為に閉じて、抗癌剤治療で様子見ながらの方向で行くらしい。
多分この可能性のうち最悪のタイプだ。
かあさんはあと2年生きられるかどうかもわからなくなった。抗癌剤でどれだけもつだろうか…?
一夜明けて…。
そうか…かあさんが居なくなるって事もありうるわけだよね。想像できんなぁ…。
そうなると家にとうさんと二人きりになるのか…。