私の洗礼年は
亥年(猪年)だけど、
猪は、
火星アレスの聖獣
太陽神フレイ(イング)の聖獣
猪悟能(猪八戒)
が有名。
太陽神フレイが猪に、金星フレイアが大雌豚になり、性交した話か、
もしくはフレイとフレイアが性交した事を、フレイが猪にたとえられているので、フレイアを大雌豚と言った話か、
どちらかの話があるらしい。
嫉妬した戦の神アレスは、自身が猪となってか、猪を遣わしてか、
アフロディーテがアドニスへ「危ない事はするな」と何度も警告したにも関わらず、
狩り初心者のアドニスは現れた猪に挑み、
猪はアドニスを殺してしまう。
これも金星との話。
猪八戒は食べ物に飢えていたので、巨大な母豚を食べて妖怪化してしまう。
そんな業から救出するべく、阿弥陀如来は三蔵法師を派遣したのだろう。
猪八戒は銀斗雲に乗るという。きんとの宙返りの意味はどこへやら。
猪の話はそれぐらいしか知らない。
亥年の猪の位置は中国の星座では
室宿(ペガサス座の半分。もう半分は壁宿のアルマジロ)
室宿の主宰は「アジャ・パーダ(訳は「不生足」)」
アジャパー!の持ちネタを持つお笑い芸にんが居るが、多分この主宰の名前から来ているから流行ったネタだと思う。
この様に、お笑い芸にん達は「持ちネタ」と称して「象徴(シンボル=神性)」を乱用して食っている。
お笑い芸にんだけではない。
様々な作品群が、そういう「象徴や神性」を食い物にしているのだ。
それは魔術体系の知恵として昔から今も蜘蛛の巣の様に張り巡らされている。
家畜の豚の話が見たいひとは、
アニメ「銀の匙〜シルバースプーン〜」を見るといいかも。
普段酪農家でない一般じんが知らない、
畜産の食べ物はどんな風に育てられて、屠畜されて、など、
とても考えさせられる作品だ。