ニケー。
ニケ「はい？」
この「クレジットカードの審査に落ちたひと」向けのお金貸しって「カード破産」に仕向けるPRじゃないの？
「すごい！」
なんでYAHOOはこんなPRゆるしてるんだろうね？
ニケ「さあ…私に聞かれても…。アズハルをすきじゃないひと達が、アズハルを揺さぶってるだけじゃないんですか？英会話と言い。」
まあそういうひとは多いだろうねぇ。
私に抗っても、離婚に向かう、結婚できなくなる、性交できなくなる、子供ができなくなる、子供が死ぬ、癌になる、のにね。「そうです」
ニケ「そうですね。」
しかし私の千手千眼の一の封は消える様子が無いな…。北斗七星男性が困るからか。
まあいいけど。
鮮烈だったねー、ヘラは…。
ニケ「そうですね…。」
千手千眼の一の方じゃなくて、アズハルの印、ファティマの手の手相の方が消えかかってるよ。
資格無しなのか、強制力なのか…？
折角一緒だったのにね…。ヘラも転生しちゃうのかな？
楽しかったよ…。ヘラ…。
ニケ「……ヘラ様……。」
と思ったら、あれ？濃くなってきたな…。
私を転生体の男性女性には渡さないつもりか…。
まあすきになさい。
アレスがやる気無いのは、ミサイルじゃ流血が見られないからじゃないかな？快楽殺人の性格を満足させてくれないんだよ。
ニケ「ご自分のやった事、覚えてるんですか！！？」
私はアズハル、つまりヘラの記憶からしゃべってるんだ。
ニケ「ああ…そう…ですか…。……。」
出産はエイレイテュイアに任せきりだけど、結婚はどうするかなぁ…。このままじゃジューンブライドで祝福するのは無理だな…。
結婚の祝福の事はヒュメナイオスに任せるか…。私はこんなだし。アルテミスがゆるしてくれそうもない。
ニケ「さぼる事は得意なんだから…。」
消防車だ。最近多いな。
80歳かぁ…。まあ今は私がヘラだけど、ヘラは寡婦（未亡人）でもあるからね。エベレストに登頂したひとは、癌や持病で死ぬんじゃない？
今日は月が綺麗だね。ヘラみたいだね。
ニケ「……。今日は仕方ないけど…。東？私があなたの事好きだって事忘れてないでしょうね！？」
ヘラみたいな事言うんだな…。
ニケ「またヘラ様の事を！！」
じゃあ何か？俺が責任とってニケと結婚すれば、いいのか？ヘラがゆるすと思うか？
ニケ「それは…東となんだからヘラ様は味方してくれますよっ。」
んふ…そうか。
じゃあニケは、まだ千手千眼の一とファティマの手の邪眼が消えてない俺と、結婚できると思うか？
ニケ「それは……。……。」
まあ、暫く様子を見ようじゃないか。
ファティマの手の邪眼と、千手千眼の一の手相は、同じ手だから、こんなにも近い。ヘラは気に入ってくれると思うよ？
ゼウスとラブラブなんじゃない？
だいたいニケは私のアズハルの月の女神の属性（処女性）に惹かれてここにいるかも。アテナのサポート女神だから。だったら、手相が無くなったら離れて行くんじゃない？
ニケ「………。私は2回もあなたの子を産んだんです！」
その子はどこへ？
ニケ「………。どうしてあなたは好きな者を離そう離そうとするんですか！！！！だからヘラ様も！！！！………（泣）」
ごめん…。ニケに甘えちゃったね。やつあたりしてたよ。
私がヘラを吸収した事がショックなんだ。今まで一緒に居たから。
ニケ「ヘラ様の傍に一緒に居たのはデウス様です！！私は東の傍に一緒にいるでしょ！！！！？」
ごめん…。そうだったね。ごめん…。まだ今日の感情を処理できなくて…。
私の千手千眼の一は千分の一だけど、エベレストに登頂した80歳の男性は、一分の一だ。
話にならんぐらい敵わん。
私の千手千眼の一の意味が無くなった感じだね。私は千級だもの。
ニケ「（やっぱりこの人は価値としていない…。世界に一人かもしれないのに…。）」
幻聴も…まだ聞こえるしね…。
ヘラやアテナにも消せなかった幻聴を、いったいどんな神や女神が、消してくれるって言うんだ？
すさのおもこの程度だったみたいだしね。これではっきりしたね。
私の幻聴はすさのおより強い。はっきりした。
私に幻聴が聞こえている間は私の幻聴はすさのおより強いんだ。「やっ！たっ！」
すさのおはその程度なんだよ。荒ぶる神であろうが。
しかしニケはそうやって邪魔者を排除してきたんだね…。私がモテないはずだ。
ニケ「東がモテないのには東にも責任があると思う…。」
あっそ…。ふーんっ、どーせモテませんよー。
ニケ「すねないでください。」
私はニケに見棄てられたら、他に誰に頼ればいいんだよ？
ニケ「知りません！私を離さないで！！」
はいはい。「そうです」
はぁ…。
ニケはデウスに味方するんでしょ？
ニケ「今はあなた（東）だけです。あの老人はやがて死ぬでしょう。神々とてタナトスには勝てません。あなたがしてきた厄介事は、順次あの老人が解決して行くでしょう。それが神々の判断ですから。」
そうか…。もう災害、事件、事故のニュースを楽しめないのか…。残念だ…。
ニュースが楽しくなくなるな…。
ニケ「もし解決しないなら、あの老人には負担が大き過ぎたという事なのでしょう。しかしあの老人には人望も協力者もあります。」
ふ……私は独りだからね。
ニケ「私が居るでしょ！！！」
ニケ「あなたが私の処女膜破っといて何言ってるんですか！」
そんなはっきり…。ごめん。まだ精子出はじめの子供だったから…何も知らなくて…。
ニケ「責任取ってもらいますからねっ♪」
はい……。
ゼウスの能力を奪われたとしたら、エリスやアレスやアナトと話しても…無理だろうし。ヘラやアルテミスとして…ぐらいか…。
アルテミスの神格を持つ者は、そういった本名を持つもののうち、処女の者だけだ。
そんなに飛びぬけて多くは無いはず。
まあいいか。久しぶりに平和な世界を見るのも。
くだらない争いをしている各国の政治家達を見るのもヘドがでてきそうだったところだ。
私のせいだけど。
しかし日本の外交は平和に向かうのか？
電気料金も下がるのか？まあヘラはあの老人に魅力を感じてないから、電気料金は下がるかもだけど。
まあ私が考えても仕方ないか…。
私はあの老人の「力」だけど、私はあの老人に力を貸さないんだから。
あの老人がエベレスト登頂した事で株価が下落したって事は、私が日本である事、ヘラはアズハルにある事、は変わらないみたいだから。
日本はこれからまずいぞ…。
世界各国から飛びぬけて、日本に経済的加護のあった状態が損なわれてしまった。困ったな…。
まあ私が外交に失敗したんだけどね。
ちがう のものはどうするかな…？「そうです」
日本人の自動車産業はそのままでも、「日本の経済力」と切り離されてしまったらしいからね…。はぁ…。
困ったな…順調に行ってたのに厄介な事をしてくれたもんだ。
まあ私も厄介事を持ってきた厄介者だけど。
私の最近出したカードは、No.16「塔」のカードだからね。雷で「神の家」は崩壊するんだ。
破軍星…か。性愛に溺れようか？
幻聴よ、おかあさんがなんだって？
おかあさんは私だ。
「塔」のカードは「悪魔」のカードを差し置いて、「最悪のカード」と言われているからね。
何故「最悪」かというと、正位置であって、逆位置であっても、いい意味がひとつも無い。
私は「運命」でありながら、「運」が無いんだね。つまり「最悪運」なわけだ。
ニケ「私の事忘れないで！って言ってるでしょ！！」「もうええ！！（若い女性陣）」
何がもうええんだよ？かわいそうだろう。
しかし日本は沈んで行くだろうね。あの老人がどうやって食い止める？「偉そうにゆーなよ」
ギネス記録で帝釈天だぞ？私が塗り替えられるわけないだろ？
それとも私の身体に、千も眼を刻むか？「そうです」「もうええわー」
どうせ私は憎しみで災害、事件、事故を発生させてきたんだ。確かに天主に相応しくない行動かもだよ。
神々の判断は間違ってないかも。それは私も反省すべきところだ。
しかし「怒る原因が人間にあった」わけで、私はそれがピンポイントに復讐が果たされていない事は不満に思っていたよ。
またため息。何が気に入らないのか。「もうええわ」
もうええ ならあの老人のところに行きなさい。日本がどうにもならなくても、日本人はどうにかなるかもしれん。
バイバイ。元気でな。
ニケの出した気持ちのカードはNo.15「悪魔（山羊座）」の正位置だけど、結果のカードはNo.1「魔術師（水星）」の正位置だ。
デウスの傍に、行かなくていいのか？
ニケ「天体を見てください。内惑星は太陽のまわりにいるものです。あなたはヤタの鏡を使えるでしょう？」
そうは言っても、デウスの力はむしり取られたからねぇ。
しかし産まれ星なんて、1/28だ。1/1000よりマシだけど。
ニケ「じゃああなたは何故アズハルなんですか！？考えてください！！千手千眼の一をつけられたのは、あなたがヘラ様に憧れていたからでしょう？あなたにファティマの手がつけられたのは、キュンティアーとまぐわってしまったからではないんですか！？神々は整合性の為につけたのであって、災害、事故、事件を起こす為ではなかったはずです！！」
説教されちゃった…。
ニケ「真面目に聞きなさい！！」
すみません…。
早い話が責任とりなさいって事になると、ニケとは離れる事にならない？
ニケ「あなたが憧れていた「鷲の翼の乙女」は、私もそうでしょ！！！」「そうです」
わかった。
ニケ「だからあなたはアテナ様には手を出さなかった！」
わかった！！ごめん。
