fatimariaの日記

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「絆」について大漢和辞典で調べてみた。

対話性幻聴「ありがとうゆーてもありがとーゆーても」
 
 
絆を辞典で調べてみた。
 
絆 banパン ba\n  ンで下がる。
きずな(きづな)ほだし。馬の足をつなぐひも。つなぐ。つなぎとめる。
例:絆創膏  傷口を保護したり、傷口につけた薬がおちないように、その上にはる膏薬。
 
大漢和辞典で調べてみた。
きずな という字は、14文字も種類があって、みんなが普段使っている 絆 は、その1字のようだ。
早速索引に載ってる 絆 について調べてみよう。索引には 八巻 一〇三一ページと載っている。
 
絆 ハン パン
名詞 ほだし。きづな。馬の足をつなぐひも。物をつなぎとめるもの。
動詞 つなぐ。ほだす。つなぎとどめる。
 
なんか情報が増えてないなぁ。
説明の例文に載ってる漢文を読めればもう少し増えただろうけど、私は漢文も中国語もできないし。
 
絆し(ほだし)
馬の脚などをつなぐなわ。
足かせや手かせ。
自由を束縛するもの。 古今和歌集(雑)「思ふ人こそほだしなりけれ」
 
人の心や行動の自由を束縛するもの。つなぎとめるものの意。
 
馬の足にからませて、歩けないようにする綱。「ふもだし(ふんどしの語源とも言われる)」とも。
手足の自由を奪う道具。手かせや足かせ。
自由を束縛するもの。何かをするときに障害・さまたげとなるもの。
「ほだし」は仏道のさまたげ。
 
 
浮世からの解脱をよしとする仏道では、「ほだし」はイコールさまたげ らしい。
釈迦とヤショダラーの一人息子が産まれたとき、釈迦は息子が出家の邪魔になる存在と考えて、
思わず「ラーフラ…(障碍、障害、束縛という意味)」と呟いた。
釈迦にとって子供が産まれた事は出家の為には足かせに過ぎなかった。
使いの者から釈迦がラーフラと呟いたという報告を受けた釈迦の父のシュッドーダナ王は、孫の釈迦の息子をラーフラと名付けた。
ラーフラが産まれて7日目に、家族を捨てて釈迦は出家する。29歳。
29歳の王子様(プリンス)が、后(プリンセス)と子を捨てて、家出するのだ。
今なら大スキャンダルだ。どの新聞の1面記事にも載りそうな話題だ。
 
ほだし や きずな は、走る為に産まれてきたと言われる馬の脚をしばりつけて歩けなくする綱の事で、
さまたげるもの(ヘブライ語でいう「サタン」) 
足かせ、手かせ(漢字で「幸」)
にあたる語らしい。
あまりいい言葉ではない。
それが現代日本語の意味では、「関係の強い結びつき」みたいな意味になっている。
 
対話性幻聴「ちょっと待ちなさい!ゆーても(繰り返し)」