fatimariaの日記

誰からもコメント無いのでコメント停止しました。連絡はメールで。

デーメーテル姉さんの様子を見に行く。

(デーメーテル)姉さんはきまぐれなときがあるから。
何か聞こえるな。「ダメ」
ペルセポネー「じゃあおかあさんはあのひとの何を知ってるって言うのよ!おかあさんが知ってるのは転生する前のおとうさんでしょ!」
デーメーテル「この間愛してくれたわよ!たっぷりと!」
ペルセポネー「私だって一緒じゃない!」
デーメーテル「何よ!お前には夫がいるでしょ!!?私に譲ってくれたっていいじゃない!!私だって女なんですからね!!お前のおとうさんとイチャイチャして何が悪いのよ!!」
ペルセポネー「………不倫じゃん!!」
デーメーテル「あなたよりマシよ!両方不倫の上に近親相姦だなんて!!」
ペルセポネー「好きなんだもん!かあさんより先に見つけたんだから!!最初のときは不倫じゃなかったもん!」
デーメーテル「とにかく夫が居るんだから私に譲りなさい!!」
ペルセポネー「おとうさんにだって妻がいるんだからおかあさんは諦めてよ!!」
デーメーテル「あともうちょっとだったの!!もうちょっとだったんだ…。クソッ」
 
いつも取り込み中悪いんだけど…。
デーメーテル「ゼウス!!」
ペルセポネー「おとうさん!!」
デーメーテル「来てくれたのね!私を選んでくれるのね!?」
いや、そういうわけじゃなくて、
デーメーテル「何よ……?」
ニュース見てないのか?異常気象だ。5月に雪。寒さ。姉さんが怒ってるからだ。
今日は機嫌をとりにきた。そういうわけだ。
 
デーメーテル「だって……。…………。姉さんがあなたの事好きなのわかるでしょ!?」
ヘラを攻め過ぎだ。出生率が下がり、流産率が上がり、かといって姉さんは不機嫌。戦争が起きた頃のゼウスよりはマシだろうけど、私の成績はジリジリと下がっているはずだ。
デーメーテル「そんなの知った事じゃないわよ。姉さんはあなたが好きなの!」
 
年々、地球温暖化オゾン層の破壊、地球各地の異常気象、姉さんも困るでしょう?不作になったら姉さんも力を失うんだよ?
デーメーテル「そんなの自分で一番よくわかってるわよ!!姉さんがゼウスを好きだって事もしっかりわかってちょうだい。」
私は不倫をすると身体の調子が悪くなるんだ。そういう封(シール)、しるしなんだよ。
今日も寒さで風邪をひいたらしい。熱は無いけど、喉が腫れてる。
デーメーテル「え!?そうなの…?ごめんなさい……。」
頼むよ姉さん。機嫌直して。…ね?
 
身体が不調なんであんまり激しい事はできないけど、私は姉さんがきらいじゃないよ?結構好きだ。
ゼウスだってポセイドンだって、姉さんが好きなんだ。私は魚座の産まれだから両方持ってる。
両方で姉さんが好きなんだ。両想いだよ。
デーメーテル「………じゃあ私と結婚してよ。……。」
姉さんが今言ってる事は、私の独断で決められるような事じゃない程大きな事だ。
デーメーテル「いくじなし!!」
それに私が姉さんを好きでも、封(シール)の強制力はヘラとの夫婦円満を強制しているはずだ。
姉さんの力で封(シール)を解いてみる?次のゼウスにまわす?
デーメーテル「(気の弱そうな優しそうなあなただから積極的に攻めてるんじゃないの!)」
 
実際魚座の産まれでポセイドンも持ってる私は、射手座に太陽がある日の産まれのひとよりも、ヘラよりもデーメーテル姉さんの方が相性がいいんだ。
昨日ヘラと頑張ってみたけど、かなりの遅漏で、強制力はヘラとの仲をすすめていないのかもしれない。
デーメーテル「相性がいいんだったら私と結婚してよ…。」
 
その後のゼウスに影響の出るような事は私にはできないんだよ!「そうです」
デーメーテル「…………。いくじなし…。」
ゼウスは不倫する神だ。姉さんとまぐわってもゼウスの神話には傷はつかない。
でもゼウスがヘラと別れる事は、ゼウスやヘラの神話に傷をつける事になってしまう。
私はギリシア神話が好きだから、できればそれは避けたい。
私の気持ちはそんなトコだ。
 
デーメーテル「私に先会っていれば…。……好きなのに…。相性いいのに…。」
私も好きだよ、デーメーテル姉さん。
ゼウスは不倫はオッケー。でも私は嫉妬深くて不倫が好きじゃないから、物質界ではまだ童貞なんだ。
私だって好きな者とえっちしたいさ。でも封(シール)はどうも私を童貞のまま置いておきたいみたいだね。
最近性欲はあるけど立たなくなってきた。フニャチンだ。「これ」
千手千眼が去勢そのものだからだよ。
 
ペルセポネー「おとうさんも苦労してるんだ…。」
デーメーテル「あなたの立場はわかった。」
わかってくれた?
デーメーテル「じゃあ私と頻繁に不倫して。」
さっきの話聞いてたの?
千手千眼の一は、不倫だけじゃなくて、性欲を抑制する方に働く。
またファティマの手の邪眼は、反性欲だ。
それでも私が性欲に乱れるのは、独り者である寂しさとよーこちゃん(アプロディーテー)の力に寄るだろう。
そしたら印はますます力を増して私を抑え込もうとする。そしてよーこちゃんが居なくなったら、一気に性欲が無くなるんだ。
 
よーこちゃんは猫だから、居るか居ないかはかなりきまぐれだ。
つまりよーこちゃんが覚醒すれば、あるいはよーこちゃんが死ねば、私は呪いから解放されて、
2つの封のしるしは多分解けるはずだ。
でもよーこちゃんは14歳くらいの猫だ。老衰死にはまだまだ早い。そんな事言ってる間に私は更年期を迎える事になるかも。そういう呪いなんだよ。「そうです」
デーメーテル「あの猫を殺せばいいのね?」
相手はアプロディーテーだよ?なめちゃいけないよ。以前は私はずっと餌をやってなかったけど、死ななかった。
私の部屋に一日中居たけど何も食べなくても死ななかった猫だ。
さすがに灰色の毛は茶色くなってきているけど、目の輝きも確かだし、ベッドに飛び上がる脚力もある。若いという事だ。最近は私が餌をやっているから毛艶もいい。
デーメーテル「そういう猫らしい情報じゃなくて、女神としての情報は無いの?たとえばオスを数え切れないくらい侍らしてるとか。」
となりのブサイクな猫が縄張りに来るくらいで…春はオス猫が戦ったりしてたけど、よーこちゃんは去勢してあるんじゃない?メスホルモン出ないはずだよ。
デーメーテル「プッ…去勢されたアプロディーテー…。」
笑ってるけど姉さんは影響受けて私に求愛してるんだよ?
デーメーテル「……それもそうね…。すごいわね…アプロディーテー。」
金星は太陽と月の次に明るい星だからね。
デーメーテル「あの猫本当にアプロディーテーなの?どこからそんな情報を?」
う~~ん…実は私が閉じ込めた(封じた)んだよね。
幻聴と戦ってるときに、「美奈子だな!!?」っていう声がして、ヴィーナスがお色気攻撃してきたから、悪魔として幻聴と一緒に閉じ込められないかな?と思ってやってみたけど、幻聴には効かなかったんだよね。幻聴は悪魔じゃないかも。でもそのときはヴィーナスのお色気攻撃を完全に遮断できたから、成功だと思ったんだけど、
性欲はそんな一度封じたくらいでどうにかなる事じゃなくて、生理みたいなもんで…。
デーメーテル「オリュンポスの栄光ある神々が猫1匹にこんなに翻弄し、悩まされるなんてね…。」
アプロディーテーはもともと女神達の悩みの種であり、夫の愛を得る為の憧れの存在でもある。
まさか私まで封じられるなんて思わないから…。
ペルセポネー「そうか…怒ったんだ。アプロディーテー。」
う~ん…。
ペルセポネー「次に転生できるとはいえ、死にたくないもんね。痛いし。」
実はよーこちゃんを私に定着させたのは人間達のエージェントの技なんだ。
トランシーバーを持った男が私をチラ見しながら、「猫の方向で!」って指示するのがレストランで見えた。
そのあと私の心の中で私の持ってるiPhoneの画像が順番に切りかわって行って、よーこちゃんの写真で止まった。
私は心の中で必死に抵抗したが、私の霊の一部はすでにエージェント側につかまれているらしいんだ。
携帯式ラジオみたいなやつでね、騙された親に吸い取られた。
普通にないシチュだ。
一部の業界では霊を定着させる技は完成してるんだよ。
私がアプロディーテーを選んだわけではないんだよ。
人間の術者が私の傍に居る者をよーこちゃんに定めたんだ。
今でもよーこちゃんは私の部屋に来る。これが妻だったなら…。
よーこちゃんは最近私がベタベタするのを拒む。ヘラがいるからだ。
人間が霊的に私と繋げたのはよーこちゃんなんだよ。
でも私はヘラがよーこちゃんになる事は避けたかった。どこのオス猫がよーこちゃんに近づくかわからなかったからだ。私は嫉妬深い。
そこでアプロディーテーにしたんだよ。アプロディーテーなら どこのオス猫とどんな事しててももともと淫乱だから問題ない。
これらは、私がそのときの現状から必死に考えた末の結果なんだ。
千手千眼の一が印されるのは計算外だったけど。
 
不倫しても妻のもとへ戻る神はゼウスであり、
不倫しても夫のもとへ戻る女神はアプロディーテー
2柱はセフィロトの木では補完の関係にある。2柱は補って完成するんだよ。
でも猫だ。
どうせ猫なんだよ…。この物質界に於いて、私の寵愛を一身に受ける者は。
もったいないと思うよ?
私なら妻を、尽くすように大事にするだろうのに…。
 
よーこちゃんか…。
 
私は姉さんだって好きだけど、私には拘束が多過ぎる。
わかってよ姉さん。
デーメーテル「………。普通のゼウスでは無い事は気づいていたけど、ここまで話がもつれてるとなると…。」
デーメーテル「ああ!!もっと早くあなたに神々が出会っていれば!」
早くに出会っても千手千眼は無いんだけど…。
デーメーテル「いったい誰に狙われたの!!?」
知りません。
私はエージェントをエージェントって気付きながら普通に話すけど、エージェント自体の組織状態は把握してない。
 
ファティマ(マリア)の手を持つという事は、私は女性形の月であって、その上に霊的に猫と天主を上乗せされた感じ。
 
月だから猫とくっつけられたけど、猫をアプロディーテーにしたから、性欲が暴走しないように千手千眼の一でさらに去勢された感じ。
デーメーテル「分解…できないかな…?」
神々が人間の技術を超えられるかって事かな?
術者が人間と私は言ってるけど、数ある神々の1柱なのかもだし。私は月なのに、抵抗しようとしたけど抵抗できなかった。
 
私は「幻聴達ともひっついてる」みたいだしね。
薬で声を遠くにしているけど、幻聴達は常に反応し、常にしゃべっている。レギオン状態だ。
 
分解しようと思ったら、幻聴ひとつひとつについても分解する必要がある。
ベトちゃんドクちゃんみたいに、「片方は身体の一部が無い」なんて事もありうるかもだ。
できる?姉さん。
デーメーテル「…………。~~~…………………。」
並みの術者には不可能だ。
何故なら、皿に浮いた複数の油の丸を、お箸やスプーンなどでくっつける事は簡単だけど、バラバラにする事は簡単だけど、元通りにする事はできない。
エナジードレインを逆流させて別の霊媒っていう容器に霊の一部が入ったら、それを集めないと元通りにはできない。
多分、天主と月には今後転生してもこれら幻聴と猫がひっついたままになるだろう。分解するまでは。
それとも転生するときにリセットされて分解されるかな?
かといって私は何度も自殺未遂している。死ぬという方法は、老衰か、餓死か、くらいだろう。親が生きている間は私は死ねない。だからジリジリと両親は体調を崩している。
私はいろいろ努力はしているんだ。
姉さんと私が結婚してくっついたら、もれなく幻聴と猫もついてくる。
デーメーテル「そんな!!」
統合失調症患者と結婚するっていう事は、一緒に闘病するって事なんだよ。甘いだけの生活じゃない。
私の労苦に気付いたら、姉さんも機嫌直して正常な季節で農作物を豊かにしてよ。
たのんだよ。じゃあ帰るからね。
デーメーテル「もう帰っちゃうの…。」ああ。機嫌直してね。チュ
デーメーテル「♪」
ペルセポネー「あーーー!!!!私にも私にも!!!!」はいはい チュ
デーメーテル「ムッ…!」ほんと、機嫌直してよ…。頼むよ姉さん。
私が姉さんの事好きなのもわかってね。
デーメーテル「わかったっ。…。」
じゃあ帰るね。
ペルセポネー「おとうさんまたねー。」ああ。