fatimariaの日記

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土筆(つくし)。

今年も土筆の季節になってきた。
毎年3月15日頃になると土筆が生えて来だす。
 
今日は朝から土筆(つくし)採りに行って、以前採った分も合わせて、一日中土筆のはかまを剥いていた。
けいおん!」と「けいおん!!」を観ながら。
おおまかに言うと2回で1時間だから結構な時間だ。「けいおん!」2回(番組2回分)と「けいおん!!」9回で11回か。5時間半…そんなもんか?
今10:30で9時半くらいまで剥いてた。
かあさんの用事で出かけたから1日中でもないか。
かあさんの用事が2時間くらいだとして、
9時半から1時間半引いて8時。それから2時間引いて6時。それから4時間ひいて2時か。
11時に起きて土筆つみに行って、昼ごはん食べて2時ぐらいから土筆剥きはじめたのか。
そうだそうだ。徹子の部屋やってる途中にはじめたんだ。
 
今日の昼ごはんは「土筆丼(と土筆の佃煮)」だ。土筆づくし。
親子丼みたいな卵とじなのだけど、鶏肉やネギなどは入っていなくて、ミンチ肉と土筆(数十本は入っていただろうか)を土筆の佃煮のお汁などで卵とじしたものだ。
おーいしい!
 
土筆の頭の部分に胞子が詰まっていて、この苦さが美味しいのだ。
この胞子をもうばら撒いて開いてしまった土筆は不味い。
それから出てくるときに寒風にさらされて茶色くカチンカチンになってしまったものも不味くて食べられない。
頭は胞子の緑色が美味い。
茎は緑色だとスギナに近いので食べられない。
 
 
土筆のはかまのむき方
 
ジグザグの部分のはかまを剥くときは、
ボウルなどの容器(大きい御碗やどんぶり鉢でもいい)を2つ用意して、
1つは目の前手元に「剥いたはかまを入れる(ゴミ)用」
1つはその横に剥き終わった調理に使う「土筆を入れる用」
手元のはかま用ボウルの横に「摘んだ土筆(ビニール袋とか?)」を置いて剥くと剥きやすい。
 
注意:はかまを剥く方の親指の爪と指の皮に「渋」がつくので、
爪を汚したくないひとは止めておいた方がいい。爪はまた生えるし、皮は新陳代謝で垢となって取れるけどね。
 
片手で土筆を持ち、
もう一方の手(私は左手)の親指だけで、はかまの筋を割って左右(私は左手なので左)に開いていく。
はかまの付け根より少し上くらいを破っていく感じで剥いていく。
あんまり付け根すぎると茎の繊維がくっついてしまい、茎がめくれてしまうのだ。あるいははかまの付け根のところでプッツリ取れてしまう。もったいない。
またあんまり付け根より上すぎると、そこが食べるとき口の中に当たって不快感があり、剥いた意味がなくなってしまう。不快感で不味く感じるのを防ぐ為にはかまを剥いているのだから。
 
剥くときはテレビを見ながらとか音楽を聴きながらとかにした方が飽きが来なくていいと思う。
 
摘んでから時間が経ってしおしおとなってグニャグニャになったものは、非常に剥きにくい。
摘んですぐはかまを剥けない場合は、冷蔵庫で保管する事。
冷蔵庫に入れてないと頭が全部開いて胞子が落ちて朽ちてしまう。
冷蔵庫に入れてあっても数日経つと頭が開いてしまう。
佃煮にするなら佃煮にまでしてしまってから保存した方がいいだろう。
 
それから土筆の茎が太くてしっかりしているハリがある新鮮なもの程、非常に簡単に剥きやすい。時間がかからない。
摘んだら帰ってすぐ剥いてしまおう。
 
剥いたら
はかまの方のボウルは、はかまを棄ててそのボウルを洗う、
 
土筆の方のボウルは、
はかまと茎との間に土がたまっていた可能性があるので、剥いてしまっても少し残っているかもなので、
ボウルに水をはって土筆を2回水洗いする。
(はかまのところに土がたまっているので、それを落とす感じで水の中で横にふる。)
土筆は調理用においておく。保存する場合は冷蔵庫で保存して早めに使ってください。
 
重要:洗うときはった水に胞子が落ちて緑色になっているので、その「胞子の入った水」を来年生えて欲しい場所にかけてくる。
 
調理の仕方はまた し明後日にでも聞いておきます。
 
 
土筆丼(二人分)のレシピ
 
用意するもの
ふた付きのなべ
丼(どんぶり)
卵を混ぜる容器(上の丼でも可)
土筆(つくし) 25本くらい
普通の食用油 少々
水 カップ1杯弱
液体出汁 適量
砂糖 大さじ1杯(お好みで多めに)
醤油 適量少々
卵 3個
御飯 1丼(お好みで)
 
かあさんは目分量で調味料を入れるので、適量 という表示になっています。
わからないひとは味見をしながら各自量を調節してください。
 
1.なべを強火にかけ、水気をよく飛ばします。(ずっと強火)。
2.なべが温まったら食用油をひき、油が温まったら
3.土筆を入れて土筆を油でコーティングします。炒めるのではなく、コーティング。
(これをやっておかないと土筆のボリュームが無くなり、頭だけのしおしおになってしまいます。)
4.次に水を浸すより少し下くらいに入れます。
なべにふたをして暫く蒸らします(茹でるかな?)。
5.ふたを開けたら茹でた小豆のような香りがしています。出汁を入れます。
6.砂糖を全体にかけます。
7.醤油を入れます。
8.卵を容器に割って「黄身と白身が全部混ざってしまわないように」少しだけ混ぜて、全部入れます。
9.電気コンロなら火を切って余熱で温めます。卵が全部固まるまでに、
10.丼に御飯を入れ、上からかけて出来上がり。