中学生のとき、
音楽の女性教諭が好きだった歌なのか、
音楽の授業でみんなで毎日の様に何度も歌った歌があった。
私は少しだけ変えたその歌の替え歌をみんなが歌っているとき歌っていたのだが、
その歌の題名がわからなかった。
また聴きたかった。
そこで覚えている歌詞全部打ち込んでググってみた。
歌の名前
花の季節
しかもYouTubeで聴ける。
同じ歌の色々な歌手の歌声を聴いていると、
ひとりだけ何度も聴きたくなる、
オタクアニメのソンガーの様な歌声を聴いた。
の、花の季節
私はこのひとのこの歌が入っているCDが欲しくなった。
ダウンロードだと契約期間とか色々面倒臭そうだし、
CDから起こせばパソコンのiTunesのデータが使えなくなってもCDで聴ける。
そんな訳で、
みとせのりこ さんの「-Cotton-（カタン）」というアルバムを買った。
ダウンロードタイプだと、花の季節1曲だけ買う事も出来る。
でも私は「うさぎ」など他の歌も聴きたかった。
うさぎ
和風などの物悲しい、妖しい曲が多くて、精神衛生上良くなさそうだが、
好きなひとは好きかもだ。
花の季節 の、
悲しさをしぼり出す様な異国情緒の曲に
美しい歌声があいまって、
美しいのだけど、やはり妖しく、
心がダメージを受けたのか、
精神の情緒が今少しまずい状態にある。
ちなみにどんな替え歌にしていたかというと、
中学生当時いつも一緒に話をしていた男子クラスメイトの東田が、フェニックス一輝のファンで、
一輝の大事な女性はエスメラルダなので、
それをからかう度に律儀に少しだけほのぼのと緩く怒るので、
毎回茶化して、
歌詞の
薔薇の花束投げて
娘達と踊れ今日こそ燃える炎の様に
を、
薔薇の花束食べて
エスメ達と踊れ今日こそ燃える炎の様に
とか歌っていた。
女性教諭は気付いていたかいなかったかはわからないが、
みんなが気持ちよく歌えていたのでいいとしていたのかも。
私はキグナス氷河のファンだったので、
私も東田の
漫画「八神くんの家庭の事情」のひとシーン、
八神くん「俺はマザコンだーーー！！」
の台詞で、
何度いじられたか知れん。
私には八神くんの様な家庭の事情もないし、マザコンでは無かったので、
いじられても私はマザコンを否定していた。
私は母親に普通に愛してもらったので、母親の愛情には飢えて無かった。
むしろ兄貴の方がかあさんを意識して無理に避けていた様だ。
惹かれてるけど好きにならない為に、ババアって呼ぶ様にして。
私は、かあさんが私の彼女や私の配偶者に侵入する様な恋人の様な振る舞いをしたときには、
それはそれは冷酷に冷酷に扱った。
かあさんでもそれは絶対ゆるさん！！
かあさんは実母なのだから、むしろ絶対ゆるさん！！！
私の妻の地位は私の妻の物だ！！他の、資格の無い誰にも許さん！！
なので癌で殺そうと思ったのだ。
それをマザコンと言うだろうか？
私のかあさんへの冷たさは兄貴のそれとは本質的に異なる。
兄貴は、かあさんに母親の愛情で愛してもらいたくても素直になれなくて冷酷になる。
私は、かあさんに私の恋人や私の妻の座を渡さない為に殺したい位冷酷になる。
本質的に逆なのだ。
私にとって異性親のかあさんは殺したい位邪魔だったのだ。
敬っても愛してはならない。
でも、かあさんに惹かれそうで冷酷に扱うという点では共通だったかもね。
それだけかあさんは吸引力があり、魅力的な女性だったのだ。
私達子供達は、両方男の子だったので、
共通の方法「かあさんにキツく当たる」という方法でしか自制出来なかったのだ。
私達子供達の「かあさんのせいで妻を作れないかもしれない」という本能的危機感は、かあさんへキツく当たる正当な理由になっていた。
正常な人間としての理性は保っておきたかったのだ。
かあさんに性的な事をされた事は一度も無い。
私もかあさんに性的な事をした事は一度も無い。
かあさんは子供の私に月経の血を1度も見せた事が無い位凛とした女性だ。
私の方（私のがわ）が惹かれるのがこわかったのだ。
引きこもって毎日毎日性的なサイトをネットサーフィンしている私の近くに居る女性は
かあさんしか居なかったのだ。
惹かれたく無かった。
おせっかいな幼馴染でも居たらその幼馴染に転んでいただろうけど。
近くの女性
隣りにいる女性
ズタズタになった自分を介抱して救ってくれた女性
それがかあさんなのは不快だった。どうしてもかあさんではない必要があった。
私の子供の頃からの夢は、
私と、私とセックスするまで処女だった私の妻との子供を、夫婦で楽しく大きくなるまで育てて、子供が自立したら楽しく夫婦水いらずで老後死んでも添い遂げる。
事だったからだ。
かあさんや既婚者や非処女では無理なのだ。
戻らない童貞状態や、戻らない処女状態や、戻らない未婚状態は、
失ったひとにはもう2度と届かない過去の物。
私はもう2度と届かないひと達が私を得ようとする様な事は、
私を得る事もなく、
私に（癌で）殺される事を覚悟しておいて下さいという事を言いたい。
私のその夢の為に私にできる事っていっぱいあったはずだけど、
私は勤務にかまけて何もかもが勤務最優先で、
何も実現していない。
ただ生きているだけ…。
