そうそう、夏場1階にいたので気付かなかったけど、
2階の私の部屋はキィキィ音がする。
白木蓮の枝が窓に擦れてキィキィいうのだろうけど、
ときどき、近所で見かける蝙蝠の鳴き声なんじゃないかと思う事がある。
うちの家の出窓のトコに巣を作ってるんじゃないかと。
雌猫のよーこちゃんが生きていた頃は、その出窓は鳩の巣になっていた。
私の家は木が生い茂っているので、外には蚊が多いのか、
二十数年前この家に建て替えた頃からか、
夕方になると複数の蝙蝠が飛びながら食事している。
こんなに生い茂っているのに、
私の家の中には蚊がほとんどやって来ない。
私の家の傍は蝙蝠の餌場なのだ。
勿論蚊を食べる蝙蝠だという事は、
多分吸血蝙蝠ではないので、
この時期の時事ネタのゴシックホラーな感じではない。
蚊もそうだけど、
もし吸血蝙蝠だとコロナ禍においては大変な問題になるだろう。
蚊や蝙蝠でもコロナウイルス感染するかもだけど、
蚊の又刺しや蝙蝠の又噛みで抗体も一緒に体内に入ったりして。
治ったりして。
そしてうちの庭木の地中は熊蝉の子供だらけで、毎年うちの庭木は熊蝉だらけになる。
しかし何故か蝉はうちの庭ではほとんど鳴かない。黙ってとまっている。
蝉の食事休憩所?それとも雌しか居ない?
なんかひどい田舎の家みたいに思うかもだけど、
うちは鉄骨なので見た目は古くない。
うちのほんのすぐ近くに、
徳島北環状線があり、
その線の傍のゆめタウンやキリン堂があるくらい徳島駅周辺よりも便利なトコなのだが、
稲作の水田も所々あったりして、
人間生活に便利なのに自然の生き物をよく見かける。
流石に狸や狐は見ないけど、
毎年近くの電線に椋鳥の群れが訪れたり、
うちの庭木を鳥が休憩に使ったり、
ごく稀に蛇が居たり、
うちの庭には虹色の尻尾の蜥蜴が居たり、家守が居たり、
うちの家の門戸の隙間がカエルの居場所になってたり、
バッタや蟷螂もうちの庭で見かける。
この間まで鈴虫も鳴いていた。
近所のドブ川では毎年牛蛙がモーモー鳴いている。
近所をたまにイタチが走ったり、
近所の猫があちこちで休んでいる。
勤務から帰って来て近づくとだいたい逃げて行く猫の後ろ姿を見たりする。
傍の駐車場は近所の老夫婦の家の猫の縄張りなので、付かず離れずの距離でときどきこちらの様子を見ながら身体を舐め舐めしている。
痩せた雄猫が寄って来て撫で撫でしていたら、私に食べ物をねだって必死にスリスリしていたが、
玉袋を確認したので、
私「ゴメンなー。雄猫にはご飯あげられないのよー。」
雄猫がうちの猫になられたら困るのであげられない。
それ以前に経済的に猫飼えない。
飼うとすればアルバイトを増やさないといけない。
でもゆめタウンの店長からは、
「1年間で60時間だけなら他で働いてもいい。」
という事なので、
1年52週間なら、
1週間に1時間だけ位。
時給が800数十円なら、
1週間に800円程度増えるだけなのだ。
時給800円なら年間でも48000円。
猫の餌代には無理。
猫は飼えない。我慢だ。
しかし今店長に聞くと、店長「1年60時間ではないです。だったかな?調べてからまた言います。」
との事。
うちの裏(うちの北側。虚宿側)で薔薇園の様に薔薇を育てている水田さんがその雄猫にたまに餌をやっているらしい。
水田さん家の雄猫の花ちゃんも老やんちゃで野生の警戒が抜けないので、目つきは悪い。
水田さん家の雌猫の雪ちゃんはかなりの臆病だ。
私が雌猫の匂いがする様で、
私は雄猫にはたまに好かれている。