fatimariaの日記

誰からもコメント無いのでコメント停止しました。連絡はメールで。

吸血鬼の血。

吸血鬼の血は狙われる。
吸血鬼は食物連鎖の頂点ではない。
吸血鬼は高い栄養と力の糧として狙われるのだ。
それは
ジョジョの奇妙な冒険第2章」や
トリニティブラッド」や
月詠」でも
題材として取り上げられている。

グールやゾンビは吸血鬼とはまた別だが、それはそれで食べる怪物がいる。臭そうだけど。

多分吸血鬼が表に出て来ないのは、吸血鬼を食べる生物の糧として養殖されている可能性がある。
人間が絶滅してしまうと吸血鬼の糧が無くなる。それは吸血鬼を食べる生物にとっても困る。
吸血鬼を食べる生物は、吸血鬼と人間を両方とも養殖する必要がある。
人間界の例をあげると、魚を養殖するにはその魚が食べる食べ物を与えなければならない。
しかし吸血鬼の場合やりやすいだろう。
吸血鬼に、血を与える人間をあげたら、その血を与えた人間だった吸血鬼を食べればいいのだ。しかしグルメなヴァンパイアイーターなら、真祖を食べるのが1番美味しいと思う事だろう。なかなかありつけるご馳走ではないが。
グルメでないなら、吸血鬼を人間界に蔓延させずに、かといって絶滅させずに美味しく食べている事が出来ればいいのだろう。


ゴッズイーター(神々を食らう者)の場合、神々は神によって屠殺方法と食品への加工方法が異なる。
ドラゴンイーターやデヴィルイーターやデーモンイーター(悪魔を食らう者)もそれぞれの竜やそれぞれの悪魔別に屠殺方法と食品への加工方法が異なる。
勿論そのまま丸呑みや丸かじりするやつもいるだろうけど。
よく噛んで食べると太らないよ。
赤ずきんちゃんのおばあさんや七匹の子山羊なんかも、狼がよく噛んで食べてたら食品は再起不能だ。

パンデモニウムを丸かじりすれば全部食べられるけど、パンデモニウム、地獄ってリヴァイアサン(レヴアたん)の事だよね?
並んだ盾のような鱗を持つリヴァイアサンを、どうやって食べるのかという問題がある。
現代ヘブライ語ではレヴアタンは鯨の事だけど、旧約聖書の記述のような盾のような鱗が、鯨には無い。
確かにシロナガスクジラは地球で過去から現在の最大の生物だけど。恐竜より大きいから。
しかし海では鮫も強いが、シャチ(オルカ)は鮫も食う。
やはり地球の生物では哺乳類が1番強いのだろう。
乳を飲むものだけに。

だいたい人間は成人しても牛乳や他の哺乳類の乳を飲む。
乳とは白い血液なのだ。
人間は牛乳を消化出来るひとはだいたい吸血鬼なのだ。
赤い血液を人間が飲むと、胃の中で血が固まってたいへんな事になる。

吸血鬼は血を飲まなくても牛乳を飲んでいれば事足りる。鉄分は補給しないといかんけど。

吸血鬼の母乳とか強くなりそう。蝙蝠も狼も哺乳類だし。
エッチですねー。

吸血鬼は哺乳類なのだ。乳首もあるし。
私「霧は哺乳類なのか?」
ミルクミスト

海の生物で盾のような鱗を持つ哺乳類は居ないと思う。多分恐竜や龍の生き残りの記述か、巨大な魚のイメージなのかも。火を噴くっていうのが魚や恐竜ではないファンタジーような感じだ。



吸血鬼の弱点の一般的な例

日光
日光に当たると焼けただれ、灰になって消える。日光過敏症がとてもひどい状態。

樫の木の杭
心臓を白木の樫の木の杭で突き刺し、
首を切断すると復活出来ない。
小説「吸血鬼ドラキュラ」では、ドラキュラを心臓は匕首で刺し、首は蛮刀で切断している。
しかし実際のドラキュラ(ヴラド・ツェペシュ)は戦場で亡くなったあとに既に首を切断されて、首から下は修道院の、ひとびとがよく踏む場所に埋葬され、頭はトルコ軍が晒し者にする為にトルコ帝国に持ち帰ったとされる。

きれいな水(流れる川の水なども)
キリスト教会の洗礼の儀式が水に浸すように、
水に浸すのは浄化作用がある。旧約聖書レビ記に細かい記述がある。
人間は水に耐える者なので、人間は全身を水に浸せば清くなる。清さのメンテナンスが必要になったひとは試してみるといい。しかし童貞や処女を1度失うと童貞や処女には戻れない。
日本では沐浴や行水や滝行などが清めの儀式だ。
ドラキュラにも実の子供がいるので、ドラキュラは童貞ではない。
人間が塩酸や硫酸をかけられたときのように、吸血鬼はきれいな水をかけられると焼けただれる。シャワーを浴びたりお風呂に入ったり出来ない。
吸血鬼がどうやって身体をきれいにするかというと、
蝙蝠や狼や霧にかわったとき、身体に付着した付着物や汚れや垢は外れてしまう。
シャワーやお風呂の必要は無い。
アニメ「ロザリオとバンパイア」では、バンパイアが水にハーブなんかを混ぜたお風呂に浸かっている設定だった。
そもそも穢れない処女の生き血は清い水分なので、血を浴びても焼けただれないという事は、問題なのは清い水分ではなく、真水が問題なのだ。
普通にコンビニなんかに吸血鬼が脅威に感じる「ミネラルウォーター」や「天然水」が100円前後で売っている。
ピンチだ吸血鬼よ。

匂いのキツい物
ニンニク、ニラ、ネギ、玉ねぎ、ブルーチーズ、くさや、干物、口臭、体臭、汗、香水、アロマキャンドル、排泄物、オナラ、メタンガス、プロパンガス、など匂いのキツい物ははっきり言えば吸血鬼にとっては「臭い」ので弱点。
私「吸血鬼の弱点が屁とは…。」
嗅覚にすぐれる飼い犬や飼い猫にオナラ嗅がせてみたらどんな反応するのだろう?

ちなみにうちの猫のそばでオナラをすると、猫は眼つけたようにこっちを見て、また寝ました。眼つけてたのか、臭かったので見たのかはわかりませんが。

毎日昼間は「地元の土」のある日光の当たらないところに戻って休まないと(眠らないと)いけない。
小説「吸血鬼ドラキュラ」では、ドラキュラが地元の土の入った箱に、毎日戻って体力を回復する事が載っている。
吸血鬼は地の力を吸収して回復する。
箱に入った土では、土が地球に接してないのでいつまでも使える訳ではない。
早い話が毎朝土葬の自分の墓に帰るのが1番いい訳で、他の土地に移り住むのは難しいという事。一般的に眠る場所と思われているような棺桶では回復しない。より多くの血液が必要になってしまう。

銀の武器
銀の武器で傷つけると傷が治りにくい。
特に銀の槍や銀の剣や銀の刀や銀の斧や銀の銃弾などで心臓や頭を撃ち抜くと灰になって復活出来ない。
これら銀の武器をヴァンパイアキラー、ヴァンパイアスレイヤー、ヴァンパイアバスター、などと呼称する事が出来る。
白銀の右腕(光の剣クラウ・ソラス)も、銀の武器のひとつ。
キンシー・モリスの匕首
ジョナサン・ハーカーの使った蛮刀
なども、ヴァンパイアキラー、ヴァンパイアスレイヤー、ヴァンパイアバスター、などとも言う事が出来る。
銀器は頻繁に磨かないと、常にメンテナンスしないと黒く変色してしまう。
多分だが、その「頻繁な手入れの手間と労力と時間と念」が、吸血鬼やライカンスロープに効くのだと思う。
別の考え方では、銀は、陽の気の黄金に対して陰の気、夜の気、月の力を持っている為だと思う。
しかしそれでは銀器で回復するのが筋だと思う。
私「銀のスプーンは?」私「それちゃう。」

聖書朗読
吸血鬼カーミラは聖書朗読を聴くと気分が悪くなり、不機嫌になり、蒼ざめ、震える。
しかし例えばドラキュラは東方正教会(オーソドックス)から西方正教会カソリック)に改宗したキリスト教徒だ。
私も、僧侶によっては僧侶の仏教の読経を聞くと精神抵抗しないと高圧的ストレスになるときがあるが、法事とかは平気だった。
多分読経する僧侶の普段の考え方が排他的で高圧的かどうかなので、仏教がどうかとかキリスト教がどうかとか関係ないのだ。
統合失調症患者は、ひとによると被害妄想的な時期があるので、そんなときは他の普通のひと達が何も感じない事を、自分の事を攻めているんじゃないだろうか?と疑う事がある。
つまり自分の負い目を吹っ切れてないひとは、何でもない事が刺さって聞こえてくる。
そういうのを自意識過剰と言われて更に傷付く事がある。しかし実際誰も攻めて(責めて)ない。「自分が攻められている」と信じて疑わないから、まさにその通りになっていく現象で、自己実現能力が悪い働き方をしている状態。
「みんないいひと。誰も私を攻めない。」と信じて疑わないなら、段々とそうなっていく。
吸血鬼カーミラが聖書朗読が苦しかったのは、「自分は聖書にそぐわない」と負い目に感じている何かを、カーミラが信じて疑わないからなのだ。聖書朗読者達はカーミラがどういう状態かなど、気にも留めてない。
私は聖書の内容をぜーんぜん気にしなくなった。
聖書に書かれている内容によると、聖書内容全部である、聖書の文字や世界中の文字は見える物(永遠ではないもの)だからだ。
盲目のひとも点字を触覚によって空間的把握→視覚的情報としている。
聴覚障害者も手話を視覚的情報によって把握する。
視覚的情報は永遠ではない。
それに吸血鬼も気付けば、吸血鬼に聖書朗読や祈祷などは効かなくなるだろう。
キリストは「私は異邦人のところに行く」とか、サマリア人に奇跡を起こしている点など、だいたい他の民族や他の宗教や宗派に開放的で、疫病や吸血鬼のように世界に広がって行くのがキリスト教なので、排他的では宗教の成長は無い。
当然吸血鬼にも開かれているのがキリスト教なのだ。
滅びに至る門は広いのである。
天を見上げてみればいい。
地球が球体であるなら、
地球の外側に向かえば向かう程その範囲は広く大きくなる。
天国の門地獄の門よりも広い。
滅びに至る門は広いのである。
甘言に精神抵抗するように祈祷や聖書朗読に精神抵抗するのは、吸血鬼自身に奪われたくない信念がある為だろう。気にしない奴は気にしない。
十字架が弱点と思われている事も聖書朗読と同じ理由だ。
聖書「汚れていると思う者にだけ汚れているのである」



吸血鬼の他の設定

鏡に映らない
殆どのヴァンパイアモノのアニメで見落とされているのがこの設定。
ヴァンパイアは光を反射せずに人間に見えている事になる。
多分水にも映らない。
写真は、念写や心霊写真があるように、
強い怨念を持つなら、
デジカメでもフィルムの写真でも写るだろう。
携帯やスマホのデジカメでも心霊写真が撮れるらしい。
私は視覚的霊感が無いのでわからないが。

月光になれる
月光に当たる裸の女性に、月光になって妊娠させる事が出来る。

吸血蝙蝠(女宿。彦星アルタイル)になれる
ペストの原因として吸血がおそれられた。最近ならエイズとか、B型肝炎とかもおそろしい。それ以前の問題か。
イスラム教の教祖ムハンマドの星は南極老人星。つまり寿老人。福禄寿は、寿老人と、寿老人の子供の蝙蝠(子宝と福運と金運のシンボル)と、鹿の三つセットで福禄寿。
ファティマはムハンマドの子供なので、ファティマは蝙蝠(川守。かわもり)であるという事も言える。
川(青龍。リオ)を守るから川守。

狼になれる
家畜を襲う代表的な害獣。狂犬病の原因としておそれられた。キリスト教の教理でも、狼は羊である使徒を襲う代表的な例えになっている。
狼は、
戌の刻の一部分にあたり、狗(戌。婁宿。牡羊座)と、猪(亥。室宿。ペガサス座)との間の、
タロットNo.18「月」の魚座アンドロメダ座である「奎宿(大地の子)(狼)」や、
タロットNo.14「節制」の射手座であるベニヤミン(幸いの子)。ベンジャミン。噛み割く狼。鬼(母である雌羊レイチェルの苦しみ)の子。
この2つの黄道星座は、両方守護星が木星で、両方聖人名がマシュー(まほろ)である。

木星后がガブリエルであるという考え方から、射手座と魚座の守護星が木星なので、

その為、アニメ「天使になるもん!」のガブリエルと映画「ヴァンヘルシング」のガブリエルは、狼男である。
木星は狼を守護する。
木星の事をおおかみゼウスと言う。
日本には野生の狼はもういない(しかし後日のNHKの番組で「狼の目撃例が続々」とかやってた)。日本は狭く、山が多いので、狼の狩りには向かない土地だ。むしろ日本でのそういう害獣は狐の役割だ。狐は家畜の鶏や食料なんかを狡猾に食べてしまう。食料が少なかった昔には深刻な問題だった。そういう祟りを怖れて祀られた。
日本人は、
「大神(おおかみ)」
「獣偏に良いで狼」
など、狼にポジティブなイメージをくっつけている。
しかし狼を祀った神社とかは私は聞いた事がない。

霧になれる
これなら川の上を移動出来そうな気がするが、ドラキュラは船に乗らないとイギリスに行けなかった。地元の土を運ぶには距離が遠過ぎたのだろう。

吸血鬼は真祖でも蝙蝠や狼や霧になる事が出来ても、朝には地元の土まで帰らないといけないので、遠出は出来ない。