fatimariaの日記

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なまもの の話。

すぐ腐る食べ物の事を、
生物(なまもの)とか、
生もの(なまもの)とか、
なま物とか、
ナマモノとか、
なまものとか、
言うけど、
そのなまものの食品のもとになった生物が、「食品の時点で生きている」という意味ではない。
微生物が「腐る処理」を出来る。

猫の餌のカリカリと生餌という区分けをしていたけど、
乾燥しているカリカリフードと、
レトルトパックしている生餌と、
どちらの方が長い期間保つかというと、
ひょっとするとレトルトの生餌の方が長い期間保つかもしれない。
レトルトなどのパックを開けてから腐る、あるいは黴が生えて、「食べられなくなるまでの期間」を考えて、生餌と言っていた。
そこには、
「食べ物そのものが生きている」という区分けは無かった。


育てのかあさんの東彌生は、食べ物について、

「殺した生き物の命をもらって食べるんや。だから食べ物を粗末には扱えない。」

という思想を私に頻繁に教えていた。

小学生の頃、給食のコッペパンを机に隠したまま黴パンにしていた私だが、
いつの間にか、私は出来る限り食べ物を残さないようにつとめてきた。

「黴パンにするくらいなら犬にあげられたらいいのに!」と思っていたから、
そのご、犬が家に来たが、
その頃には私はコッペパンを平らげられる様に、あるいは高校生になって給食制ではなくなっていた。
時間がズレてるんだ。

かあさんが子供の頃にピアノを習わせられなかったからと言って、伯母さんは息子や娘にピアノを習わせていた。従兄や従姉は不快感を感じながら習っていたらしい。
時間がズレてるんだ。

とうさんの仕事関係のパーティーで、他のひとが食べなかったステーキ5枚くらい食べたときも、「勿体無いから」というのを疑問にも思わなかった。
糖尿病にならなくてよかった。

徳島県は糖尿病患者数ワーストNo.1だった時期が14年間くらい連続だったらしく、食べ物の県がおおげつひめとか、言ってられなくなっていた。
外食店の紹介だけで、分厚い冊子(「たべのん」だったかな?)が出来るくらいに外食店は多かった。

なので、「勿体無い」の精神はいい事だけど、糖尿病患者になってしまうと、もっと勿体無い。


松原に、パソコンの、ネットのデータが、「なまものだから早めにな。」
と言われて、
ネット上に置いておくにはまずいデータのやり取りが、
「すぐに(早めに)落とさないと(ダウンロードしないと)手に入らないよ。」という意味で言われた事がある。

アップロードは日本では違法だけど、ダウンロードは問題無かった話。
どっちにしろ時効だろうけど。