ニケ…心の麻酔みたいなのかかってるみたいだから、不安感は無いけど、
心の麻酔みたいなの切れたら、私はどうなっちゃうのかな？
ニケ…俺はお前をどうやって信じたらいい？声が聞こえないのに。姿が見えないのに。
「いーがーう！（遠くで）」いがう のものまで遠くで。「そうです！ そうです！」
ニケ…俺はお前をどうやって信じられようか。傍に居ないのに。私より大事な事って、なんだ？
私の娘、いがう のものをどこへやったんだ…？ 俊作は私だけなのか？
ちがう のもの。「ち～がう～～♪」傍に居てくれ。ニケはあてにならん。「いい加減にせぇよ（ボリューム低い）」
まあ、いがう の言葉は、意味不明で、なんていうか…。
「いがうー！（遠くで）」自分でなんとかしなさい。トカ言われたら俺もショックだ。
おいで。「い～がう～～♪（近くで）」
かわいいね。いがう のものは。「いーが゛う～♪」
「ちょっと ちょっと待ちなさい」声がちゃう。
いがう のものが戻ってきてくれて嬉しいよ。
いがう のもの♪「い～がう～～♪」
ちがう のもの。「ちがうう…」ちがう のものもかわいいよ。「ちが…ちーがうぅ～！（泣）」
ん。いい娘だね。
ヘラ。ヘラ「何よ？」居たんならニケの事とかもっと気づかってよ。
ヘラ「君に？」ああ、そういえば俺は人（人間）なんだ。ヘラ様なにとぞニケを取り戻していただけないでしょうか？
ヘラ「ニケなら居るじゃない。」何ぃ！！！！？「だから言ったのにー（バックグラウド）」
ニケェ！
ニケ「えへへ。あー堪能した。」このいぢわる～！！！！
ニケ「私と いがう のものに静かを保っておけなんて言うからよ。」
失礼いたしました。
ニケ「もうっ。私の声を聞かせてあげるっ♪」「そうです」
ニケ と いがう のものの声聞きたくないというより、居るか居ないかわからない不安の方が耐え難いというか。
同化してない幻聴達は ちょっと待ちなさい のものさえ居ればいいみたいだし。
ニケ…ひょっとして調教してる？このファティマ（調教する者）を？
女神様にいいように遊ばれてるね。でも…戻ってきてくれて嬉しいよ…。
今回の行動は可愛くないけどね。
ニケ「あ、言ったなこいつ！あなたが悪いんでしょ。バカ！」
ヘラ「もういいかしら？」
ニケ＆俺「あっ、はい…。」
ヘラ「お茶…ってわけにはいかないでしょうから、お水貰えるかしら？」
はいただいま。
どうぞ。
ヘラ「早く飲みなさいよ。同化してても私は物質的身体を動かせないんだから。」
コク。いかがでしょう？
ヘラ「以前より甘みが少ないわね。でも冷たくて美味しい。」
もっと飲みますか？
ヘラ「ええ。」
ヘラ「夏は冷えてる間は水もいいものね。」
喜んでいただけて光栄です。
ヘラ「ニケ…。」
ニケ「はっはい…。」
ヘラ「あなた自分を最高の女神とか言っていたそうねぇ～。それをちょっと説明してもらおうかしら。」
ニケ「はっはい、その…俊作が欲しかったものですからその…あの…申し訳ありませんでした！」
ヘラ「う～ん…俊作にとって最高の女神というわけね。俊の暗示もあるしね。では俊作に聞きましょう。マネーの女神であり、結婚の女神である私と、勝利の女神と、どちらが最高の女神？」
俺が思うのは、ヘラ様がそれを聞く理由は、女神としてのプライドしか関係しません。木星は手に入っているのでしょう。
私が問題ではないはずだ。
あなたが結婚の女神として、ニケを追い出しても私を美処女と結婚させてくれる、経済力も面倒見てくれる、というのであれば、私の崇める対象になるのかもだけど。
私は結婚や収入を得る以前に、ニケがいないと幻聴のボリュームを低くしておく事ができないはずです。
どちらが、というのを聞くのは、酷である事は承知でおっしゃっているんですか？
ヘラ「まず幻聴をいつまでも聞こえなくすればいいのですね？」
まあそうなりますね。
自由（不幸）
てかせ状態（幸。吉祥天）→報酬→俊→民主党、惨敗。
幸せを唱えるもの達は惨敗。
やはり反感ってのは強いね。
