fatimariaの日記

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続き。

そんなわけで「監禁」を手に入れたわけだけど…。
ニケ「アイマロシア、ここでは私がママですからね。」「凄い」
アイマロシア「パパとママでいいのね?」
ニケ「そうよ。もう飛べるの?」
アイマロシア「まだ飛べない。」
ニケ「じゃあ私が教えてあげる。」
アイマロシア「うん。」
何やら難しい法則性を説明しているが、アイマロシアは法則性の読解が早い。「そうです」
講義が終わると実技に入った。
実技には苦戦している。どうやら知識的賢さはあるようだが、経験的賢さはまだ乏しいようだ。理屈っぽくなるかも。
普賢の知識は理屈っぽく、文殊の知恵は経験がものを言う。
 
なんかさっきから痒いな…。まさか…ね…。
買い物行ってこよう。ニケはもう歩けるの?ニケ「はい。バッチリ!」
やっぱり女神って回復早いんだね…つーか早過ぎ。いいけど別に。
みんなでコンビニに買い物行こう。
ニケ「うん。」
アイマロシア「コンビニ?」
コンビニエンスストアの事だ。ストアは店で、コンビニエンスってのは便利とか簡便とかいう意味だ。
アイマロシア「じゃあ便の店ね?」
それは…。
ニケ「ちょっと違う…。」
アイマロシア「?」
とりあえず行こう。
 
ニケ「またカルビ丼買ってー、痒くなるのわかってるくせにっ!」「もう終わった」
アイマロシア「カルビ?」
カルビは牛のあばら骨(肋骨)の部分のお肉の事だよ。
アイマロシア「骨にお肉があるの?」
いやいや、あばら骨のまわりの、お肉の事だよ。
アイマロシア「ふーん。」
「わかりました(不快そうに)」
 
あれ?背高くない?
ニケ「ああ…高くなってますね。女神よりは成長遅いですけど、人間よりは成長早いですからね。」
このまま行くと数日後には…。
ニケ「帰ったらまた練習しますからねー。」
アイマロシア「うん。」
 
ヘラは怒るだろうけど、何故好きな神の子を産めなかったんだろうね…?
ニケ「………。」
テミスは不倫覚悟で臨んだのにね。
ニケ「………優し過ぎます。どうせ利用するだけのつもりだったんだから。」
そんな事無いと思うよ?好きなんだよきっと。今でもゼウスの事が。
ニケ「………。だったらヘラ様と直接対決すればいいんだ!神々と言えど、掟には逆らえないんだから!」
それなのによく戦おうとしたよね?産後の身体で。
ニケ「挑発してきたのは向こうだもの!それにこっちにはテミスの娘の運命の女神様がいるしね。」
アズハルの事か。
ニケ「そうよ。」
……。誰だって、好きな者との子供が欲しいよね…。
ニケ「……。」
 
痒い…。
ニケ「だから言ったのに…。」
 
また実技がはじまった。
ニケ「説明するより飛んでみる方が簡単だと思ったのになぁ…。」
なかなか飛べない。
私はニュースを見る。
明日雨か。
 
痒い…。
 
ひょっとすると…掟の女神としての強制力かな?不倫はできない身体なんじゃないだろうか?「なーるほーどー」
アズハルの子なら、テミスにも戦力になっただろうのにね。
しかし監禁か…なんで監禁なんだろう?
ニケ「捕虜がどうの言ってませんでした?捕虜を拘束しておく事に関係するとかなんとか。」
んーー…捕虜を監禁?私を捕まえて監禁したかったのかな?監禁してどうするつもりだったのかな?
ニケ「そりゃ決まってるでしょ。」
ん?
ニケ「デウス様の子種を搾り取るつもりだったんでしょ。」
掟の女神がそんな過激な事するかな?警察機能としての犯罪者の監禁でしょ?
ニケ「昨日のクローズアップ現代で警察の不祥事が多い事から、警察の教育の見直しがされてるって言ってましたね。」
……掟の女神には凛としていてもらわないとね。
でも捕虜って事は軍の方かな?敵軍の捕虜の事でしょ?
敵軍の捕虜の監禁だったら、なんで掟の女神から?
「そうです」
あ…。
ニケ「どうしたの?」
ディーンだ。法側のディーン(ゲブラー。力)はサタンであるデウスの住処でありながら、万魔の隔離監禁場所でもあるからね。
つまりレヴアタンである地獄でもあるんだけど。「すごい」「なめとんちゃうんか(繰り返し)」
デウスと東を意識した名前だったのかな?
まあ万魔は魔力だけ搾取して、隔離しておくのが一番だからね。それが万魔殿だ。
昔の魔術師が想像建造した全悪魔の隔離監禁搾取場所。万魔殿。
魔力を搾取する為に悪魔達を飼う場所だ。
東の子だから、監禁なんだ。
しかも運命の強制力で隔離監禁されているから悪魔達は、出ようとする、または出ようと思う、事ができない。そういう答えに思考が行かないようになっている。出口の無い豚箱だ。
運命の強制力で出来ているから、掟の女神の法の制御下で、サタンであるゼウスを監禁したいという思いがあるのかも。サタンならすでに万魔殿に入ってるんだけどね。気付いてないだけで。
拘束なら振りほどけばいいけど、監禁なら出口が問題だ。「もうええ!」
 
そして鍵を持つのは…。「なるほどーーーなるほどーーー」
邪眼持ちのサリエルサリエルは多分あらゆる鍵穴のロックを開ける閉める鍵を持っているはずだ。霊的に。つまり物理的に持ってるわけじゃない。
万魔殿建設者ならサリエルを遠ざける事を考えるか、あるいは、鍵であるサリエルに強制力で霊的に錠をかける。
 
 
2名は眠っている。
こう見ると親子のようだが…。「やめた方がいい」
 
千手千眼の一があっていいかどうかは、北斗が決める事だ。
北斗のひとなんて、単純計算でも1/15だ。人口が1億なら、666万6千6百6十6にんいる。
木星が北斗の妻(昴)を不倫していいかどうかを北斗が決めるのだ。
おまけに昴のそっくりさん(昴に化けた「安定」)をアグニ(金星)が昴だと思ってまぐわる。
陰暦の七日や二十二日の産まれの男性はかなりかわいそうだ。「そうです…ね」
 
普通に考えて、北斗は、「ゆるさん、「すでに寝取りの印」千手千眼の一をつけておけ」と思うだろう。
そうでないと「これから寝取る」かもだからだ。
千手千眼の封(シール)があれば、帝釈天が寝取る事は無い。「そうです」
しかしアイマロシアは女性だ。自分の妻について考えるのはゆるすかゆるさないか興味ないかもだ。
テミスは掟の女神なのに、本当に千手千眼の一の封を解く事を望んでいるのだろうか?
 
私なら寝取りたくない。すでにヘルメースがいるが、私は昴のマイアに手を出すシーンは書いてない。
他の女神達も、誰からも寝取ってない。「なーるーほーどー」
ギリギリ合法なのだ。
デウスがそれだけ好かれているという事だ。俺が好かれているわけではないのだ。