fatimariaの日記

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ニケ出産。

ヘラ「あなたはいったい何を求めているの?」
結婚、結婚相手を破瓜、自分の子を子授け、自分達の子を子育て
は私の夢だって言ったじゃないか。
 
奇跡とはぜーんぜん関係ない項目だけどね。
 
ヘラ「千手千眼の一やファティマの手が、あなたにとってあまり魅力になっていない。」
んー…手相は変わるからねぇ。まあ無くなったら寂しいだろうけど。
ヘラ「女神達ではあなたの夢を叶えてあげられないのよ?」
んー…憑依すれば叶えられるんじゃないかな?
むしろ誰も憑依の方向で来ない事が、私にとって自信を無くす結果になっている。
ヘラ「だって……。」可愛いヘラ。私の自信を取り戻してはくれまいか?
ヘラ「さーせーまーせん!!」
はぁ…。
…子供好きなのになぁ……。
ヘラ「(ハッ! ぐるぐる 「幼女でもオッケー」 「幼女強姦」 ぐるぐる )ダメよ!!」
何が?
ヘラ「いやその…ダメよ!」
だから何が?
 
 
奇跡とほんと関係ないんだよね…。
宝くじでも当たれば、懸念事項はかなり減るのに。
 
ヘラ「(ごめんなさいあなた…。宝くじが当たると、誰かと結婚しちゃうと思って…ずっとその事ばっかり…。)」
「なるほどーー」
 
はぁ…。運命なのに運が無いってのはどういう事なんだろうねー。「そうです」
悪運は強いし。
新宿でバイトしてた頃もサリンか青酸カリかのばら撒かれた何故かその日に限って新宿行ってないしね。
東京に居たから阪神淡路大震災に会わなかったし。
南海トラフ地震のときには、安全なところに居たりして。
 
生きてるだけで幸せ では無いんだよね。
ヘラ「私が…居るのに…?(しゅーん…泣)」
ん…ごめん、可愛いヘラ。でも千手千眼の一はいつ無くなるかわからない印だから…。
私は君といつ別れてもいいような心構えをしないといけない。でも一緒に居る間は大事にしないとね。「そうです」
はぁ…。なんて不安定な立場なんだろう?
ヘラ「………(悲)」
 
 
私が生きてるうちに、印があるという意味に即した状態で、何か成し遂げたいよね。
 
 
ふーー…。夜のお茶にしよっか。
ヘラ、ニケ、お茶にしよう。ヘラも明日から忙しいでしょ。
ヘラ「そうね…。はぁ…。」
ニケ「……なんか気持ち悪くなってきました……。」
ヘラ&私「ええ!!!!?」
私「洗面器洗面器! どうぞ!!」
ニケ「……あっち向いててください…。」
ごめん。女神の嘔吐を見てみたくて。
ニケ「バ……カ……。」
(略 「しばらくお待ちください」 ダバダ~~ダバダバダバダ~~♪)
口拭いてあげる。
ニケ「自分で…できます……。」
(略 「しばらくお待ちください」 ダバダ~~ダバダバダバダ~~♪)
私はニケにディープキスした。
ニケ「ふむっ!ふむっ!!…ブハッ!……何するんですか!…汚い…ですよ…。」
女神の嘔吐物の味と臭いと感触を確かめておこうと思って。
ニケ「変態なんだから…。」
はい、水。うがいして。
ニケ「クチュクチュクチュ(繰り返し)。ペッ。ガラガラ(繰り返し)。ペッ。」
じゃあ洗面器洗ってくるから。
ニケ「飲まないでくださいね。」
バーカ。
 
ニケ「私、休んできます…。」
ああ。お休み。
……ヘラ、紅茶飲もう。
ヘラ「ええ…。……傍に居なくていいの…?」
君は明日居なくなっちゃうだろ。そしたらニケとふたりきりだ。ゆっくり労わるつもりだよ。何もできないけど。
ヘラ「そう……。(私にも…してほしいな……。)」
元気無いなヘラ。
ヘラ「!? そうかしら…?そ…そんな事無いわよっ。」
ヘラも子供欲しい?
ヘラ「…………うん。あなたの…ゼウスの子が欲しい…。」
まあまた6月になるよ。
ヘラ「そんなに待つの!!?」
え…?いや……別に5月でもいいけど………、今立たないしね。
ヘラ「そんなぁ!!」
まあ我慢して。これで。チュッ クチュッ クチュッ ピチャッ ヘラ「あーーーむっ。」クチュッ クチュッ
ヘラ「んっ…んっ…んっ…ふんぅーー…ぱぁ…はぁーーはぁーー。」
私はヘラの口周りについたよだれを舐める。
ヘラ「ちょっと…やめなさいって…うふふふっ♪」
……。
ヘラ「したい…。」
ダーメ。もっと精子溜めてから。
ヘラ「(ドキンッ♪)………それもいいわねっ。」
……少し、元気になったみたいだね。
ヘラ「うん……。」
ヘラと抱き合った。
ヘラ「仕事…行きたくない…。一緒に居たい…。」
ん……ふっ………わがまま言わない。テレイア(成人女性)でしょ?
ヘラ「パイス(男の子)よ…。」
ん……。
男の子だったらえっちしてあげないっ。
ヘラ「そんなぁ~。」
ふふふふふふ。
ヘラ「ふふふふふふ♪」
もう休みなさい。
ヘラ「…わかったわよ…。いぢわる…。」
 
 
ニケ「~~~~!!!!!!!」
どうした!!!!!?
ヘラ「どうしたの!!!!!?」
ニケ「産まれる!!!!!」
ヘラ「平気よ!!!ルーキーナの私も、エイレイテュイアも、アルテミスのアズハルも傍にいるわよ!!!!!」
ニケ「は…い…!あっ!!!!!!!…………あれ?」
ヘラ「あっ!!!飛んで行く!!!!!」
ニケ「自分で切って飛んで行っちゃった………。」
……………。
しばらく呆然とする我々。
ニケ「安産……過ぎたのかな………?」
ヘラ「あなたの子っていつもこうなの…?」
ニケ「いえ…前回は授乳もしたんですけど……。」
…まあニケは産後の休養をとって、みんなも休もう。ね?
ヘラ「………はい……。」
ニケ「…………。」
エイレイテュイア「…………。」
後始末して去って行くみんな。
 
ニケ、ご苦労様。チュッ
ニケ「……あなたの子………。」
気に病むな。君は俺の子を産んでくれたんだから。はっきり見たよ。
ニケ「はぁ…あなたの子……。」手で顔を覆うニケ。
元気だったじゃないか。凄く元気だった。飛んで行くくらい。
ニケ「一緒に…過ごしたかったな……。」
そうだね…。
ところで女の子だったね。
ニケ「どこ見てたんですか!!」
ごめんごめん。あとどうするんだろうね?
ニケ「どうしよう~……。それからへその緒からばい菌入ったりしたら…。」
平気平気。逞しく育つって。
あとで産まれの星を見てみようね。
ニケ「飛んで行ったのに?」
ん~んまあ一応ね。産卵期になったら帰ってくるかもしれないし。
ニケ「鮭や海亀じゃないんだから!!」
君の回復も早いね。かあさんなんか産んだあとお腹に力入らなくて咳もできなかったって言ってたけど。
ニケ「私今回イキんでませんからね…。」
流石出産の三女神といったところか?
まあでも休みなさい。出産のあとはばい菌も気になるし。
ニケ「……。」
休みなさいって。
ニケ「…はい……。」
 
 
どうした?眠れないのか?
ヘラ「…血みどろのままだったわね…乾くとまずいんじゃない?」
ん…出産の女神として処理が中途半端になるのが気に入らないのか?
ヘラ「………。」
あんまり考え過ぎず、もう休みなさい。我々は最善をやったでしょ。
ヘラ「そうだけど……。」
睡眠薬あげようか?
ヘラ「バカ……平気ですっ。じゃあ休みます。」
お休み。
 
 
私はニケの傍にいた。
ニケは泣いていた…。
死産では無いし、奇形でもない。安産で、産まれた途端に自立する。親として手がかからない、いい子だ。
ニケ「手がかかるからかわいいんじゃないですか…。」
それは同意見だな。でも俺はニケが傍に居てくれるならそれでいい。
ニケ「うん…(泣)」
よく産んでくれた。嬉しいよ。
ニケ「うん…(泣)」
ニケ「……(泣)」
泣き止んで欲しいなぁ…。嫁に出すときの気持ちを同時に感じた?
ニケ「バカ……(泣)」
ん~ふー…。
星の位置を調べてみた。
ニケ「……。」
 
陽暦の2013年5月17日(金)
陰暦の四月八日。力戦(マティルダ)の日。主宰はヴァサヴァ。
 
お牛座の昴宿に太陽。お牛座の産まれ。守護星は金星。
お牛座の畢宿に水星
お牛座の畢宿に金星
蟹座に月。柳宿の産まれ。主宰は蛇。
お羊座の胃宿に火星(お羊座の守護星は火星)
お牛座に木星。觜宿
乙女座の亢宿に土星
魚座の奎宿に天王星
水瓶座の危宿に海王星(危宿の主宰は水天)
射手座の斗宿に冥王星
 
ニケ「蛇……。」
柳宿はヒドラの頭だ。傷口を火であぶられるまではいくらでも生えてくる部分だ。その主宰だから蛇だ。
言っておくが、第一位天使の「セラフ」の意味は「蛇」だ。
ニケ「……セラフ……。」
しかも金星だ。
ニケ「……金星……セラフ…………ルシファー………。」
お牛座に星が集まっている。お牛座はゼウスだ。
ニケ「デウス様……。」
あの子はお金や経済力で男性を誘惑するタイプだ。
あの子の好きな男性のタイプはお羊座みたいなひとだ。
ニケ「バカ……。」
まあ心配要らなさそうだね。
ニケ。
ニケ「何?」
俺が傍に居るのでは不満か?
ニケ「バカ……。」ニケは俺の腹を拳で押さえ、そのあと俺の腹に抱きついた。俺はその頭を優しく撫でた。
かわいいニケ、一緒に居てね。
ニケ「うん。」
 
よーこちゃんが帰ってきたが、放っておいた。