fatimariaの日記

誰からもコメント無いのでコメント停止しました。連絡はメールで。

アテナが来た。

アテナ「お久しぶり。お父様、義母様。」
ヘラ「あらアテナ、マルスは元気?」
アテナ「ちょっとイライラしてますわ。」
ヘラ「まあそれはいつもどおりね。」
ヘラ&アテナ「ふふふふふふ。」
私が子供の頃より女らしくなった。
アテナ「お父様の女癖が悪いのは変わってませんけどね。」
ヘラ「!?子供の頃から知ってるの!?」
アテナ「はい。かわいい、学校に通う生徒でした。」
ファティマの印はあったんだ。それで気付かれたんだろう。
ヘラ「そう………。」
ヘラはアテナの方が先なのが気に入らないらしい。
アテナ「義母様、私はお父様の事はなんとも思ってませんよ?」
ヘラ「…そう……。」
今日はなんの様で来たの?
アテナ「風のうわさでかわいい猫がいると聞きまして。」
ヘラ&私「!………。」
そんな用事でわざわざ来るお前でもあるまいよ。何を知っている?
アテナ「単刀直入に申しますと、お父様の千手千眼の一を印しているのは北斗七星、つまりカリストー、つまりアプロディーテー、つまりこの猫というわけです。娘として封を放置するわけにもいかず、この猫を調べに参りました。」
流石だなアテナ…。
ヘラ「………。」
アテナ「お父様の封が消えたり薄れたりしないのは、北斗七星の部分、この猫の尻尾と下半身を頻繁に触っている事によると私は見ています。ですからお父様にはこの猫を撫でないでいただきたいのです。そしてアズハル、あなたを千手千眼の一の封から解放します。」
流石は知恵の女神だ。我々が気付かなかった、何故消えない?、にも明確に答えを出した。
しかし猫を撫でない事は、普通に飼っている状態では無理な話だ。
それに、千手千眼の一は天主の印なだけじゃない。俊(千にひとつすぐれたるもの)でもあるんだ。
アテナ「ですから土性はお父様が追放した。お父様に怨みを持つ性質なのです。」
ヘラ「!そうか…。」
アテナ「その為、中国とアメリカは電気技術がやや遅れるかもしれません。何よりそのお父様たらしめている印は、お父様(雷)を憎んでいる。放ってはおけません。」
 
アテナ「義母様はまだマネーの女神です。その為電気料金は高いままなのです。義母様は雷を離したがらない。普及率もまだ低い。」
ヘラ「妻が夫を求めて何が悪いのよ!!聞いてられない!」
アテナ「お待ちください。あの猫をお父様から引き離さない限り、千手千眼の一(癌)はその力を維持する。」
アテナ「日本人の胃癌死亡率がまだ高いのは、結果的にアズハルとあの猫をくっつけた事と、軟水によります。」
アテナ「中国の部分的癌死亡率が高いのは硬水によるものです。」
「すごい…」
アテナ「アズハルは「結局はみんなが困る」という方向に持って行って、「自分の呪いを誰かに解いて貰おう」と無意識に足掻きました。」「すごい!」
アテナ「すべてがアズハルのせいではありません。むしろエージェント側の「運命を自由にコントロールできるだろう」という独断の驕りが、未来の運命に描かれたとおりの未来に進めてしまった。どちらにしてもそのように進みますが、結果日本は沈みかけてしまった。今でも日本はまだ困った状況から脱却していない。お父様が就職していない事から就職難は続いている。お父様が自殺未遂しようとする事によって自殺者の大量増加。お父様が親に養ってもらっている事からそのような者が増える。お父様が日本のアニメとゲームを好むから世界中に日本のアニメとゲームが蔓延する。」「そうです」
アテナ「お父様次第なのです。いい加減に目を覚ましてまっとうに歩んでいただけませんか?」
私がこのようになったのは統合失調症という病気の症状とされる幻聴のせいだ。
私は幻聴と出会わなければキリスト教についてもこんなに調べなかっただろう。私は真理に基づいてしゃべる事ができるようになったのも幻聴のおかげともいえる。
しかし幻聴によって日常生活に支障が出ているのも事実だ。
そのせいで普通就職ができない。障害者枠でないと勤務できないんだよ。その為就職枠が狭くなり就職できていない。それだけの話だ。
基調のても系(たら系)など幻聴はいろいろいるが、幻聴を消して、いつまでも幻聴を聞こえなくしてもらえるなら、改善の歯車は回りだすだろう。それはわからないかな?
アテナ「私に退治しろとおっしゃるのですか?」
お前程度にできるならやってみてくれ。
しかし先に言っておくが チンピラ風ても系 は東北太平洋沖大震災をひきおこしたものだ。
アテナ「私を挑発なさるとは…。」
幻聴は全然動じてないぞ。お前に。
アテナ「お父様が災いを望んでおられるのが我々にとって問題なのです。お父様は自分が今の境遇になった事について復讐しようとなさっています。屈辱だと思っておられます。だから災害事故事件が起こるとお父様は喜んでおられるのです。」
まるで見ていたかのような発言だな。「すごい」
アテナ「お父様が今の状況になったのはお父様になる前、つまりアズハルのときにです。お父様の力を使って復讐をなさるのは筋が違います。」
成る程…。では月の力だけで復讐すればいいというわけだな?このポセイドンも持つ私に。
アテナ「あなたにそのような力があるとは私は見ていません。むしろ周りや何者かが演出していると見ています。お父様の力は返していただきます。」「あらそー なん回ゆーても(不快そうな声で)」
ね?わかったでしょ?私じゃなくて私にくっついてる幻聴が災害を起こしてるんだよ。アテナ、お前は私にくっついた幻聴もひっぺがさないと、正常なゼウスは返ってこないよ?どうする?
アテナ「………。アズハル……。(幻聴に操られている…?憎しみを増幅させられている…?)」
アテナ。聡明なアテナ。お前の力でやってみなさい。私は困ってるんだ。
アテナ「(かわいそうなニケ……。)」
私は相手や私の弱点をすぐに察知する。私が望まなくても幻聴はそれに気付く。
アテナの弱点は処女の貞操を奪われそうになるとその場から消えて転生する事だ。
しかしアテナの気配も消えたな…。どこに隠れた…?
いないな…。それが護りの戦いのモードというわけか…。
アテナは「退治する」とは一言も言ってない。
幻聴のボリュームは下がったけど基調のバックグラウンド幻聴は聞こえ続けている。
それがアテナの力か?クックックックックッ。まあ退治するとは一言も言ってないけどね。
でも怖気づいたか?アテナ!イージスの女神アテナ!
私の幻聴はアテナより上か?ヘラより上か?クックックックックッ。
アテナもヘラも居ないのか…。
私が幻聴で苦しんでいるところに封をされたデウスが入り込んできたのだ。封をされているが故に何も状況は変わらなかった。
でも……私はうれしかったよ。ファティマの邪眼だけでなく、千手千眼の一が手に入ったのだから。「すごい」
あとはシヴァの邪眼(シッディ)もかな?
う~ん、アテナとヘラの気配が無い。
本当にゼウスの本体を持っていかれたかな?しかし千手千眼の一の印はあるしなぁ…。ただの手相になってるとかかな?
ニケ「アズハル。」おおニケ、元気?
ニケ「うん♪」
ニケ「出産の女神エイレイテュイアに頼めないからアルテミス様に頼もうと思ったけど、よく考えたらアズハルが月の女神様だったから…。」
デウスの子を産むのに、私の力があれば出産できるという事だね?
ニケ「デウス様の子だけど、あなたの子よ。私は25年前のときみたいに、あなたの子を産みたいの。」
わかった。無事出産できるように、私も頑張るよ。
ニケ「まだ妊娠してるかどうかわからないんだけどね。」
そっか。
どおりでアルテミスが出てこないわけだ。
ニケ「それに気付かせてくれたのはアテナ様よ。アテナ様は昔の私達の事も知ってるから。」
秘め事のつもりだったんだけどねー。バレてたのか。
つまり私は大黄泉でありながら出産の女神でもあるわけだ。
ヘラの力とは関係なく、出産をさせる事も出産をさせない事もできるわけだ。
それはヘラの権威にとってはゆゆしき事態だな。
 
ヘラ「あなた…!……あなた…!居ないの!!」
何?
ヘラ「聞いたわよ今の…!!ニケぇ!!!!」
なんだ、昨日か今日の朝、隅々まで記憶を読んでおけと言っただろ。
ヘラ「さっき読ませていただきましたっ!何よこの小娘が!!!!」
ニケには私の子を産んでもらう。オリュンポスの為に必要な事だ。
ヘラ「あなた!!!!………させない!!!!私がさせない!!!!」
私の力とエイレイテュイアの力、どちらが上か力比べしようと言うんだな?
ヘラ「あなた……。」
エイレイテュイアは上級の神ではない。
ヘラ「私自らがルーキーナとして出産を止めます!!!!」
ルーキーナの出産の女神の力はエイレイテュイアのものだ。
ヘラ「~~~~~~ッ!!!!!!あなたは私に先に産んで欲しいとは思わないの!!!!」
どちらも産めばいい。私にとってはどちらもかわいい子だ。
ヘラ「私が正妻なんです!!!!私が正妻なんだからっ!!!!!」
わかってるよそんな事は。
ヘラ「わかってない!!!!!」
ニケは勝利の女神だ。ニケを失うとどうなるかわかるな?くれぐれも罰したりしないように。私がした事だ。
ヘラ「ニケの方がいいの!!?」
そうじゃない。ゼウスはヘラを世界で一番愛している。
でもアズハルはニケとの想いを棄てられないみたいだよ?
ニケ「…♥」
ヘラ「………。でもあなたがしたんでしょ……?あなたが奪い取ったんでしょ?」
私はね、境界線がわからないんだよ。
木星海王星梵天(火星)、弁財天(河、サヴィトリ、太陽、波)、ファティマ(月、ザハラ、アズハル、ゾハル)。
もしそれぞれがそれぞれの神格で私の中で動いていたら、私はパンクしそうなぐらいになっているだろう。
しかし私は幻聴のコピーを発動できても、私の中でそれぞれの神格は別個に動いていない。
混ざってるんだ。
私は女性的でもあり、男性的でもある。でも身体的には男性だから、男性的にしゃべっているだけだ。
幻聴の他は私の性格ははっきりと統一されている。それが変化しているだけだ。しかしどれでもがいつでも発動するようになっている。
ヘラ「………私の夫を返して。」
私がゼウスを捕まえて拘束しているわけではなく、千手千眼の一が私の身体を選んだんだ。
ヘラ、あなたが千手千眼の一の印を持って行けるなら、どうぞ持って行ってくれ。
ゼウスとひとつになる。そうすればあなたは私と同じ苦しみを味わうだろう。
ヘラ「苦しみ…?」
出会う者、自分に話しかける者、自分と親しい者、すべてに、嫉妬の感情を向ける事になり、殺したくなり、孤立する。
ヘラ、私は「東」でもあるから自分自身をヘラとして好きなのだ。あなたとおなじくらいに。
そうすればどうなるだろう?自分の周りに居る者すべて、憎くなる、殺したくなる。
その結果が、両親が癌になり弱っていっている、母親は別居。友人は居ない。
ヘラ、あなたはゼウスと別の個体でいられるからこそ、まぐわいの悦びを味わえるし、引き篭もらなくて済んでいるのだ。
ヘラ「とにかく出産の邪魔はさせてもらいますからね。産みの苦しみも増やしてやる!」
私に抗おうとは…。夫婦喧嘩をすればそれだけ君の力も失われる。
私の勝ちだな。産みたいのは勝利の女神なのだから。
ヘラ「~~ッ(涙)」
可愛いヘラ、あなたも安産させてあげる。
ヘラ「……。不倫相手の子を産ませると言っておいて、私の子も産ませるなんて、よく言えたもんね…。」
離婚する?
ヘラ「バカ!!!!」
世界で一番可愛いヘラ、あなたの泣き顔も、私は好き。
ヘラ「バカ………。」
可愛い。
ヘラ「……ねぇ…考え直して…。」
もうニケに子宮出ししちゃったし、無理。
ヘラ「バカァ!!!!~~~~~ッ(泣)」
よしよし。ヘラもかわいい子をたくさん産んでね。
ヘラ「(涙…涙)」
可愛いね、ヘラは。
ヘラ「あなたはいつもいつも…どうして…(泣)どうして…(泣)………(泣)。」
アテナはどこ行ったんだろうね?
ヘラ「そんなのどうだっていいでしょ…!(涙)」
ニケ、またいつでも、産みそうになっても、来なさい。
ニケ「はい♥」
じゃあね。
ニケ「はい♪」
 
 
アテナ「よかったわねニケ。」
ニケ「はい♪有難う御座いました!アテナ様!」
アテナ「(あんな義母様を見たのははじめてだ…。いつも悔しがっているけど、お父様にあんな子供みたいに弱みを見せるなんて…。)」