fatimariaの日記

誰からもコメント無いのでコメント停止しました。連絡はメールで。

デーメーテルのところへ訪問

退屈だよ、ねーーよーこちゃん。ね?くちゃいねー…。くっさ…。ねーー。ヘラ「あなた。」
(顔を埋めたまま)はい…。
さっきまでどこに居たの?
ヘラ「どこって…。」
言えないのか?ヘラ「どうして?」
どこに居たのか聞いてるんだ。
ヘラ「あなたと違って忙しいんです私は。あなたが働いてくれないから。」
アテナに任せておけばいい。
ヘラ「そんな…。」
でしょ?我々よりうまくやってくれるよ。
我々は隠居して仲睦まじく暮らせばいい。
ヘラ「ふ…。あなたは自由でいいわね。」
幻聴の方が自由だろ。
私は働きたくても働けないんだ。幻聴があるから。幻聴をどうにかしてくれるなら、私は働ける。職があればね。
就職すれば結婚できるかも!
ヘラ「あなた…。」はい。
ヘラ「私がゆるすと思う?」えーー!?君も人間の女性に憑依して、私とひとつになろうよー。
ヘラ「はぁ…。考えとく。」ほんと?うれしいよ。
ね?ヘラ「はぁ…。気がすすまない。」どうして?ヘラ「あなたと別の女性が…。」別の女性じゃなくて君だよ。
ヘラ「……。もー…わかってほしい…。」
こっちこそわかってほしい。ヘラとしたいんだよ。ヘラ「♪っ。………でも……はぁ……。」
結婚の女神の君が結婚してないのかい?
ヘラ「したじゃない。」
いや、神話の時代の話じゃなくて、現代の話。6月なんてすぐだよ?6月に出逢おうよ。そのまま結婚しよう。
ヘラ「んーー…。」何を悩むの?
ヘラ「あなたの相手が…。」そんなの君の力があればなんとでもなるよ。
ヘラ「何か、私ダマされてるみたいで…。」え?なんで?
はぁ……したいなぁ…。
ヘラ「…ふふ…そう?」うん。えっちしたい。ヘラ「もー…。でも誰でもいいんでしょ?」そんな事ないよ。ヘラだからしたいんだよ。天主として。ヘラ「そうなの?」うん。ヘラ「ふふ…。」
(略)
 
ヘラ「彼女がいたってほんと…?」
まあ…3名くらい…。
ヘラ「その女の名前と住所教えなさい。」
いや、ふたりはもう結婚してるから…。もちろん君が許可したから結婚してるんだよ。
ヘラ「そう。じゃああと1名残ってるわけね。」
結婚しているかどうか知らないだけで、結婚はしているかもしれないよ。交流も無いからわからないだけなんだよ。
ヘラ「そう…。」
それより、3名と付き合っていたのは千手千眼の一のしるしが出る前だから、気にしなくていいよ。
ヘラ「そう。」
私は童貞だし。
ヘラ「そう♪」
あ…。
ヘラ「何!?今のキスの映像。」
いや、マウス・トゥ・マウス(口と口と)のキスじゃないでしょ。デコチューしただけだよ…。これも千手千眼の一の印が出る前の事だから、全然問題ないよ。
ヘラ「ふ~~ん…。……。」
ほんとだってば。高校生のときから彼女いないんだから。
ヘラ「この女は?」あれ…?
(なんで映像が出るの?)
殿だね。このひとは…大学院の後輩だよ。
ヘラ「居るのはこの部屋よね…?」
い、あー…んのね、なん…にも無かったよ。
ヘラ「……。」
ほんとだってば。このひとも千手千眼の一が出る前だから心配は要らないよ。私は童貞だしね。誰ともまだエッチした事無いから。幻でしか。「だからいったのにだからいったのに」
ちなみにキスもした事無いよ。えっへん。
ヘラ「私とはノーカウント?」いや、幻の中じゃなくて、現実でした事無いって言ってるんだよ。
からしようよ。ね?「そうです」
ヘラ「………。あの女はどこ?結婚してるの?」
してないけど…。千手千眼の一上、問題は無いと思うよ?
ヘラ「あの女はどこ?」ん…。ヘラ「なんで庇うの!」庇ってないよ。あのひとはちょっと結婚適齢期過ぎててね…。「そうです」いろいろ…あるみたいで…。誰かと結婚させたいならさせてもいいよ。むしろ大歓迎だ。「そうです」
ヘラ「……。」あの女性が誰かと結婚したら、私とは心配要らない訳でしょ?結婚の女神様。よろしくね。
ヘラ「……。まあやってみなくはないけど。」
あと元カノがまだ結婚して無いならそのひともよろしく。あとで名前教えるから。
ヘラ「元カノって?」元、彼女の事。私の最初の彼女なんだけどね…。ヘラ「!」まあそう怒らずに、ね?よろしく。
名前は~(略)。結婚してたらもう~(略)じゃないかもしれないね。同じ小学校、同じ中学校だった娘だ。
それが最初の彼女だ。
もうひとり、殿って言ってたのは、…えーと、名前忘れた。誰だっけ?えーと…ああ、そうそうそう~美智子さんね。もう結婚してたら~さんではないかもしれない。
ヘラ「わかった。~と、~美智子ね。」うん。よろしく。私との結婚相手も探しておいてね。ヘラ「!それはまだ了承してない!!」えーー…しようよー…。ね?私とひとつになるんだよ?気持ちいいよー?
ヘラ「それは……そうなんだけど…。」
忙しいだろうけど、よろしくね。
 
ついでによーこちゃんがこの家に出入りできなくしてもいいよ。ヘラ「ほんと♪?」うん。餌代かかってしょうがないんだよ。
もう春だし、気候が暖かくなってきたら来なくなるよ。結界張ってもいいよ。「そうですか」
私を独り占めしたいならそれに相応しい事をしないとね♪
ヘラ「もー…調子いいんだから♪」
じゃ、よろしく。
ヘラ「あ…。」え?
ヘラ「気候が暖かくなるって、デーメーテルとの事よね?」姉さん…?姉さん…にはほら、今娘のペルセポネーが一緒にいるから心配ない…。
ヘラ「ペルセポネー…。」ヤバ…。ヘラ「あの娘誰の子だったかしらねぇあなた…?」えーと…、ほら、デーメーテルは娘一筋だから!心配無い無い。
ヘラ「その娘は誰の子かって聞いてるのよ…。」
すみません…。
ヘラ「しかもそのペルセポネーと!」
いや、あのときは千手千眼の一は無かったから。あのときはハーデースだったよ?
ヘラ「この身体はいろんな神になるのねぇ。どうなってるのかしら?」
「いがう!」
気候は姉さんに任せておこう。今ホクホクに機嫌いいから気候がいいけど、君が行ったら機嫌悪くなるから…。
よーこちゃんここに居座っちゃうよ?
ヘラ「~~!…わかった…。」
姉さんのところには私が行っとくから。
ヘラ「なんですって!?」
いや、…ほら、よーこちゃんよーこちゃん。気候がね。
ヘラ「変な事したらただじゃおかないから!」
(私「そういやデーメーテルの気持ちのカード、No.15「悪魔」の正位置だったな…。」)
ヘラ「わかったわね!!」は…はぁ…。
ヘラ「(まずいわね…。デーメーテルのお気に入りの兄弟はゼウスだから…。昔の愛情が戻るかもしれない!)
やっぱり私も行くわ。」えーー…。ヘラ「何よ!?まさかまた!」いやいや、そんな事ないよっ。でもあんまり仲のいい姉妹でもないでしょう…?私だけで…。ヘラ「ダーメ。」…そ、そう?うーん…。でも機嫌悪くなったら行く意味無いんだけど…。
 
姉さん、居る?私だ。
デーメーテル「いらっしゃい!待ってたよー。あれ?あなたも一緒だったの…。珍しいわね。」
ヘラ「な!一緒に居て当然でしょ!」
デーメーテル「どうだか。」
ペルセポネー「おとうさんいらっしゃい。?おとうさん!?」
久しぶり。いろいろあったね。デーメーテル&ヘラ「き!!」
はは…。ちょっとね、もっと春らしい気候にならないかなーと思ってね。夜寒いでしょ。エアコンつけっぱなしなんだよ。
デーメーテル「軟弱ねー。上着着たら?」いや、部屋に隣の猫がいてね。私は寒くなくできるんだけど。
デーメーテル「猫…?」
ペルセポネー「猫ぉ♪? どんなの?」雉猫だよ。ペルセポネー「ふーん。かわいいの?」かわいいよー。
デーメーテル&ヘラ「(何ですって!?)」あっ…でもそんなにかわいくないかも…かも……。
ペルセポネー「…ふーん…。おとうさん今日泊まっていけるの?」
いや、もう帰らないと…(ヤバそう…。)。
ペルセポネー「泊まっていってよ。そんな他人行儀な仲でもないんだし。」
お前よくヘラの前で言えるよね?
ペルセポネー「私だって強いもの。」
ヘラ「私が負けるとでも!?この小娘!!」
ペルセポネー「かあさんの方がひとの役に立ってますー。」
ヘラ「いい度胸じゃないこの小娘が!!私が許可しなければお前は結婚できなかったのに!!」
ペルセポネー「あんなの無理矢理じゃない。今はそりゃ好きだけど。ねー。」
ヘラ「キー!!ひとの夫に色目使うなこの小娘!!」
ペルセポネー「私は私の夫に言っただけです。」
まあまあ。
ヘラ&ペルセポネー「あなたのせいでややこしいんじゃない!!」
だって千手千眼の一ができたのは2年前だし。ペルセポネーとはそれ以前だし…。
ペルセポネー「私の方が先ですー。」
ヘラ「!!~~!!こん娘~~!!!」
ヘラ、もう帰ろう。だから言ったのに。「惜しかったね(繰り返し)」
じゃあ姉さん、気候が暖かくならないと猫が部屋に入り浸るから、頼みます。
デーメーテル「任せておきなさい!あと娘には手を出さないでね。」ああ平気平気、ヘラがいるから。
デーメーテル「ふん。じゃあ今度ベッドで待ってるわよーかわいいマイリトーブラダー。」
ヘラ「いい加減にしろ!!この雌猫ども!!!!」
帰ろうってば。
ヘラ「だって!」私はヘラが好きだよ。姉さん。ヘラ「…わかった…。帰る…。」
ヘラ「……。」忙しいのは仕方ないけど、私をほっとくからだよ?ヘラ「……。なんで?」え?
ヘラ「なんであの小娘が先なの?」それは…。まだ千手千眼の一がついてなかったんだから。
ゼウスは不倫してないんだよ?
ヘラ「わかった…。わかってるけど…。なんであなたなの?」それは…。
私のカードはNo.10「運命の輪」の正位置で、ヘラの気持ちのカードはNo.3「女帝」の正位置だったじゃない。
「そうです」
私はうれしかったんだよ?あんなによろこんだのは産まれてはじめてかもだよ。
ヘラ「そう…わかった。…。」ほんとだよ。ヘラ「わかった。」まだ怒ってるじゃん。ヘラ「…。」
そんな…泣かないで…。好きな相手が泣いてると、こっちも悲しくなるよ。
ね?元気出して。一番好きだから。
ヘラ「うん…。」
ヘラ「で…、女帝だったからうれしかったの?」
んー…ヘラが好きで居てくれるからうれしいんだよ。アフロディーテーは関係ないよ。あいつは今よーこちゃんだし。
ヘラ「(それでか…。)…あなた…。」何?ヘラ「猫に餌やるな!」え…と…そんなわけには…。猫が実家で食べてくれたら、餌やらなくていいけど…。
ヘラ「(あの雌猫!殺す!)あなた。あの猫がアフロディーテーって…?」ああ、
わがままでしょ?魅力的でしょ?もう猫年齢を人間に換算すると72歳の高齢者なんだけどね。
なんか…いつも一緒にいて…。殿が来た頃にはもう居たから、私が大学院に入るより前からいるかな。
西暦2000年にはもう大人だったよ。だから私は14歳だろうと思ってるんだよ。
毛が色褪せて灰色から茶色になってきてるでしょ。黒髪で言えば胡麻塩みたいな感じだ。
ヘラ「胡麻塩…。」黒胡麻に塩、黒白で灰色って事だよ。
ヘラ「じゃあ高齢なのね?」そうだよ。私が顔を埋めるのはアフロディーテーだからじゃなくて、毛皮がふさふさしてるからだよ。純毛だからね。あの毛を見ると顔を埋めたくなるんだよ。
ヘラ「私は?」君は乳房を見ると顔を埋めたくなるね。よーこちゃん(アフロディーテー)なんて目じゃないよ。
ヘラ「そう♪?」そう。ヘラ「ふふ♪」かわいいね、ヘラは。
 
ね?私とヘラの君が仲がいいと、日本の景気もいいでしょ?日本の経済力。
春闘でよかったひと達はたくさんいるんだよ。
ヘラ「私と…あなたが…。」そう!日本だけじゃないんだよ。世界中だよ!
(まあデーメーテルとの仲もよくないと不作になっちゃうけど。)
ヘラ「世界中…。」そう!世界中!
ヘラ「そう♪」そうだよ。君のおかげだよ。偉いね。撫で撫でしてあげる。「そうです」
ヘラ「そんな…。」なーでなーで。ヘラ「くすぐったい…♪」
ヘラ「ふふ♪」ふふ♪かわいいね、ヘラは。