fatimariaの日記

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ひと事だと思って、とんでもない事を書く本がある。

何年も前に読んで気付いたが、
メディア・テックの「女神大百科」に巻末に、こんなマズい事が書いてある。
 
この本は父性の母性征服といって、ヘラクレスをたいそう持ち上げ、ヘラの処女性をヘーベーとし、それをヘラクレス(東方三博士。ペルシャのメイガス)に与える事で和解するというものだ。
確かにヘラクレスが殺した動物は黄道十二星座の一部になるほどヘラクレスの強さが讃えられている。
この本の説なら、ヘラが処女性を失ったらゼウスにはもう相手にしてもらえず、ヘラはただただ老いて行くだけとなるのだ。
黄金のりんごをもってしても、若い処女性がヘーベーなら。
この本の筋だと、今日もヘラは夫に相手にされない老婆として、荒れ狂う事となろう。
でも実はヘラもゼウスも「時」から抜け出せている神々のひとりなので、歳をとる事は無いのである。
処女かどうかが問題。
ゼウスは毎年6月に、処女になったヘラを見て欲情し、ヘラはやっと相手にしてもらえる、ヘラの女としての最高の月なのだ。それがもし、ゼウスに相手にしてもらえなくなったら、6月のヘラはいつまでもイライラしている事だろう。自分がうまく行ってないのに、他を祝福するヘラでもないだろう。
多くの6月に結婚した者達は祝福してもらえず、不運になるばかりなのだ。
それから処女でないのに6月に結婚するのは非常にマズい。不運になるだろう。
出産の女神が騙されるシーンと、ヘラが怒り狂うシーンと、やはり別の女神であり、
黄金のりんごを投げ入れる争いの女神と、黄金のりんごをかけて争うヘラは、やはり別の女神なので、
ヘラと、どじっ娘ヘーベーもまた別の女神なのだ。
世界人口の増加と、世界少子化問題は、ワンセットなのだ。
少子化少子化言ってるが、世界人口は増え続けている。
不倫で産まれた子供をヘラの名前をつけるのは定例になっている(ヘラクレスやヘレナやお羊座の王女など)。
ヘラの呪いがかからないように、ヘラが慈悲を見せるように。
だが実際にはヘラの怒りを買っているだけなのだ。
ヘレナはトロイア戦争が起こり、お羊座の王女もヘレーポントスに落ちる。
 
それからヘラ=エヴァ説を挙げて、アダムはベッドでエヴァを押し倒す事もできなかったヘタレだが、ヘラクレスは怪物達の母エキドナを征服し、強姦した と書いてある。
アダムとは「人間、赤、土」という意味というのを知らないで言っているのだろうか?
書いているひとも、読んでいるすべてのひとも、人間のひとりではないか?
アダムは赤い土の色と同じ肌の色を持っていただろうけど。
エデンの園にベッドなどなかっただろう。
カインをイシュ(男。アダムの異称)によって身ごもったとあるのだから、エヴァはアダムの子を産んでいる。
アダムの死んだ年齢は書いてあるが、エヴァが死んだシーンは書いてない。
我々人類の先祖がアダムをかたどって作られたセツなのだ。
アダムとエヴァの子のカインの末裔とはまた別なのだ。
 
それから、ポセイドン神殿で犯されたメドゥーサがアテナの母メティス(思慮)だという。
アテナはゼウスがヘーパイストスの力をかりてひとりで産んだ事になっているが、それ以前にゼウスがメティスを丸呑みした為にゼウスが頭痛になったという経緯がある。
つまりアテナはメティスの神格そのものとゼウスの女性的部分として産まれるのだ。
アテナはゼウスの最初の妻の投影+ゼウスのアニマなのである。
メティスがポセイドンに犯されるはずはない。メティスはゼウスに飲み込まれてそれっきりなのだから。
メティス=メドゥーサ説は破綻している。
それからアテナとは処女という意味で、処女を失ったらもうアテナではないのだ。
ミネルヴァの夫はマルスという事になっている。
これは ローマが、ギリシアの処女性をすべて奪った とするものである(レア・シルヴィアしかり)。
ギリシアは今、6段階?アップして、立て直しが進んでいる。
 
 
PRで最近マッチョな男性の写真が出ているのだが、基本的に私は男性より女性の方がいい(男性なので)。
男性見たくない。
男性の濡れて透けた身体より、女性の濡れて透けた身体の方がいい。
 
 
フィリピンの台風が嫉妬の表れならかわいいよね。フィリピンのひと達には悪いけど。