キリスト教では、
人間や信者の愛(アガペー)も、心も、魂(呼吸)も、知力も、力も、尽きるのに、
地獄の蛆と火(舌)は尽きないもの(永遠のもの)としている。
人間を讃えず、地獄の火を讃えよ。キリスト教の永遠なる神ぞ。
人間の技術で発火させた火を讃えず、地獄の火を讃えよ。キリスト教の永遠なる神ぞ。
しかし父なる神は、ヨハネの黙示録(啓示)に、視覚的に現れるので、「滅ぶ、永遠でないもの」だ。
地獄の業火に包まれたキャラがいくついたか知れない。
地獄の火に触れるものがいくついたか知れない。
作品制作者達はそんな大切なものとはほとんどのものは思わなかっただろう。
洗礼である火(舌)を、神としているのだから。
それを知っているものは結構いるかもしれない。
しかし作品に反映されたものはあまり無いかもしれない。